「課題終わらない〜」を連呼してる子どもですが、高校生ですからしばらく放っておくと色々やり方を変えては試す、というのをやっているようです。

 「今は時間を区切って目標に辿り着けるようにスケジュールを組んでやってみてる」

と言っていたので、「時間はどれくらいの長さで区切っているの?」と聞いてみました。

 すると、2時間勉強したら1時間自由時間というのを1ブロック(=3時間)としてやっていて、

1つの課題を潰すのではなく、数個の課題を平行しているとのことでした。

このブロック制は高校受験の時に子どもが自分で考えた方法でわりと上手くいったので、現在も集中できなくなる時はこの方法をとっています。

 やはり、自分で0から考えたもの、さらに結果も伴うスタイルというのはモチベーションも上がりますね。

困った時に立ち返られるやり方を持っておくことは大事だなぁ、と改めて思い、

私自身そういうものはあるかな、と考えさせられました。

 また、自分で0から作り上げたものを繰り返す度に自信というか「やっぱりこれだとできる」「ほら、またできた」「自分はできる!」という有能感心もたいなものが育つんじゃないかな、と期待しています。

 少しできないと「や〜めた!」となるうちの子には大切にしたい感覚です。


  話がそれましたが、先ほどの子どものスケジュールの時間の考え方について提案をしてみました。


  受験の場合、ゴールまでがとても長いので、2時間+1時間という区切りはいいと思うのですが、

夏休みの課題の場合現状あと1ヶ月でリミットなので、もう少し時間の幅がタイトな方がいいんじゃないかな、と思ったのです。

 詳しく聞いてみると、数学の課題は例題があと7問で1つ1つがけっこうなボリュームだそう。

この数学の課題にはだいぶ手こずっていたようなので、それが今日1日で潰せたらきっと気持ちも上がるだろうな、と感じたので、

 「数学は今日終わらせて、終わったら欲しかったスニーカーを買いに行こう」と誘いました。

このスニーカーはご褒美的なものではなく、前からサイズが合わなくなってきていたので時間を見つけて買いに行こう、と話していたものです。

 時間を作らなきゃ〜と買いに行くことさえ後回しにされていたものを、課題が終わるだけでなくその後スニーカーも買いに行ける(さらに1つタスクをこなせる)という意味です。


 そこで、

「例題1問につき50分で終わらせられる?」と聞くと、

 「いくらなんでもそれは楽勝でしょ」と強気で言うので、(←これは本人の性格を考えて誘導しました)

 「インターバルは無しにして、代わりにその50分が余れば自由時間、余った時間で2問解いて次の50分はまるまる自由時間にしてもオッケー!」

 「こうやってあなたの考えたブロック制をもう少し小刻みバージョンにしたら、50分×7問で1日で終わるし、夕方頃からスニーカーも買いに行けるね」


 
 最初のブロック制の2時間というのは、前半は良くても後半にもなると、うちの子の場合「あ〜今から2時間か〜」と集中力もモチベーションも無くなってくるので、そこを50分(安易にキリのいい1時間にせずあえて1時間を切る50分に設定して楽勝と思わせる)にすることで、最後までやり切れるようにした点と、

 50分ごとという短いスパンで例題1つ潰した、あと6題、あと5題、、、
とわかりやすい手応えを掴むことができる点が、モチベーションを底上げしてくれるんじゃないかな、と考えました。

 時間の感覚っていくらでも変えられるということ、私自身も自分の為だけなら気付けなかったかもしれません。

 家事でも、〇時までに〇〇を終わらせなきゃ、という時間の掴み方より、

30分で1タスク、もっと言うと15分で1タスク終わらせる、の連続の方が1日の成果は圧倒的に高くなります。

 そうすると、1時間も休んだ時には4つ分のタスクをこなせる時間と等しい、という感覚になります。

だからと言って、1時間休むな、ということでは全然なくて、

 分単位での時間の貴重さを痛感するし、積み重なればパフォーマンスに大きく差が出ることを知るということが大きいのだと思います。

 そのことを体感するためには、今回のように時間の単位を時間から分に変えて意識してみる。

その意識に沿って行動し結果を得る。

 これを繰り返し体験することで時間をうまく使いこなして結果に繋げるという習慣が付けば、社会に出て仕事をするときに役に立つと思います。

 高校生にもなると、親の元でいろいろ試行錯誤して成長できるのもあとわずか。

 過干渉にはくれぐれも気を付け、子ども本人の考え方を尊重しながらまだまだ諦めずにサポートしていこうと思います。

 私の目標は、

消去法で選択する、こうなると嫌だからこうする、という子どもに育ててしまった自分を反省し、

これがいいからこれを選択する、こうなりたいからこうする、という動機付けで生きていける子どもに育てることです。

残りの高校生活を諦めずにサポートしていきます。