こんにちは!狎鴎亭モウリム医院自毛植毛センター

イ・ジェミン院長です!


普通患者様の方々とカウンセリングを行うと
「現在額が何cmか?デザインしたヘアラインの額は何cmを下げるのか?」 などの質問をかなり多く頂きます。

実際、額を広く見せる要因は本当に様々です。

実際にヘアラインの中央縦幅が長くて、ヘアラインを下げなければならないケースもありますが、額の長さは普通で、M字部位がすっぽり空いていて広く見えるケースもあり、こめかみが後退していて広く見えるケースもあります。

長さはすべて正常なのにヘアラインの軟毛化が進んでラインが薄い場合も広く見えたり、長頭型の頭の形を持っていたり、額の角度横になっている場合、あるいは過度の後頭部が突出している場合にも、一般的なケースよりもっと広く見えたりしますね。

​​いくつかの原因は植毛で解決することができますが、

ある要因たちは植毛で解決することができないこともあります。

​​特に、骨格と関連する問題の時は、

自毛植毛での解決がさらに難しくなりますね。

​​例えば、全体的な頭の形が、下顔面は小さい方であって、上の方へ上がるにつれてますます拡大する、ややエイリアンのように大きくなる頭の形であるとき、相当難しくなります。

​​最大限の矯正はしてみることですが、完全な解決はできません。

​ともかく、このような様々な原因によって額が広く見えることがありますが、患者様の方々の立場としては、一旦額が広く見えるので額の長さを下げなければならないとお考えになられる場合が多いです。

​​場合によっては、額をいっぱい下げるより他の原因を少しだけ矯正したら広く見える感じが完全に解決することもあり…

広く見せる重要原因を矯正してあげないと、額をいくら下げても変わらず変に広くて不自然な感じがすることもありますね。

​​今回お見せするケースも、こめかみを作ってあげることに凄く

気を遣ったケースとなります。

​​一度見てみましょうか?

 

手術前

 

手術前の様子です。

​​もちろん、M字も深く、ヘアラインも少し上がっていることもありますが、こめかみが全体的に薄くなっているので…このような場合、ヘアラインだけを下げればまだまだ薄い感じを受けるようになるしかないはずです。

​​植毛手術計画を立ててデザインをするときは、単に「一部分だけ満たす」と接近するよりは、「この方が5年前、10年前にはどんな姿だったのだろうか?」 なども考慮しなければなりません。

我々は一般的に「この程度の額の高さを持った人なら、M字はある程度空いているはずだな、こめかみはある程度後退しているはずだな」ということを本能的に知るはずなのに、

 

1つの部分だけ矯正し、残りの部分はただ放っておいたら、後でアンバランスな感じになってしまうことになりますね。

 

デザイン(左)、手術直後(右)

 

全体的にM字とヘアラインの中心部も補強してあげましたが、ライン自体は相変わらずM字と感じることができるほどにデザインをしました。

​​普通、このように若干M字のヘアラインにデザインをすることになると、患者様の方々からは、
十中八九一直線に作ってほしいと言われますが、

​​これが非常に正常、標準の額の高さから一直線に出てくるとかなり自然な感じだろうけど、基本的に額の高さはものすごく高いのにそこで突然ヘアラインが一直線の形で出てくると?

​​人為的です。

​​一般的に額、ヘアラインの位置が高く形成されていれば、どうやらM字も少し空いているので、それがまた素敵な中年男性のヘアラインの姿なのですね。

患者様の方々からは、もともとM字が深く空いていたので一旦一直線のラインにしたいという考えですが、このような部分をよく理解させて頂かなれればなりません。

「それでは、ヘアラインも下げて一直線にすればいいんじゃないの?」とおっしゃるかも知れませんが、まあ…

​​髪の量さえ十分だったら、いくらでも下げることができますが、またこれが現実的な見積もりも考えなければならないですね?

​​そして何よりも、とにかくたくさん植えることが常に良いとは限りません。

​​2500株以上を植えたとき、これを無難に全部生着させてしまう良い肌をお持ちの患者様もいらっしゃいますが、そうでない方もいらっしゃるのですね。

無理やりに大幅下げて一直線にしたい場合は、一次手術では満足度の高い結果を得る可能性が低くなります。

また、密度の問題も無視することができません。

​我々は100%の密度に手術をすることができないので、一般的に6-70%程度の密度を目指して移植を行うことになっているので、真ん中のヘアラインをあまりに下げると密度感が微妙に見えることもありますね。

​​目標とする結果物によって本当に広い面積を埋めることもできるでしょうが、かなり完成度の高い密度感を目的に美容的矯正をしようとする方は、真ん中のヘアラインを多く下げないことをお勧めします。

1年経過の方も一度見てみましょうか?

 

手術前(左)、手術後1年経過(右)

この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を
受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度によりモザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。

 

最初デザインをしながら頭の中で想像した形のそのままに
結果が出てくれました。

​特に男性的にちょっとv字の形の眉毛をお持ちな方の場合、額が広くない状況であっても、一直線のヘアラインよりは、軽くv字の形のヘアラインがよりよく似合うこともありますが、こちらの患者様の場合がそのようなケースと見ることができます。

​​V字型のヘアラインならM字が薄く見えて良くないのでは?と反問されることがあるかと思われますが、この方の場合、

ヘアラインとこめかみがぼんやりと薄くなっていたのが最大の問題であったため、

​​実はヘアラインに変形を一つも与えず、軟毛化した毛髪を太く健康な髪に変えてあげることだけでも、はるかに印象が変わることになります!

​​こめかみ部分もとても滑らかなによく生えてきてくれました。

​​こめかみの部分は、過度に密度の欲を出す必要はありません。

​​一般的に、側頭部は最も密度の低い部分であるため、それよりもっと高い密度で移植をしようとする必要はなく、ほとんど似ている、あるいは非常にわずかに低い密度だけで植えてあげても十分です。

 

手術後1年

 

後頭部の経過の方もとても良いですね。

​​一般的に若い方の方が回復や定着がより良いと思われる傾向がありますが、手術をして見ればまったくそうではないようです。

​​むしろ、中長年層の患者様の方が傷の回復もより良くて

定着率も落ちる場合があまりないようですね!

「この歳で手術すればうまくいくか?」と思われる方々がいらっしゃいますが、まったくそう思われる必要はないようです。ニコニコ

 

 

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