こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センター
イ・ジェミン院長です。

今回お見せするケースは、女性の額縮小手術傷跡をカバーするための植毛の1年経過となります。

ご存知のように、額縮小は、女性のヘアラインを作り出すための完全な解決策には決してなれません。

 

本当に文字通り額の縦幅が長すぎて自毛植毛でも本当にカバーができないようなとき、これを少しでも減らすためなら当然やってみることができるのですが、2cm以上を減らす必要がある場合でなければ…できれば自毛植毛で解決することをお勧めします。

​​もちろん…自毛植毛をするとしても必ずしも自然になるわけではありません。

インターネットにも見ていると、本当に人形の生え際のように作っておいたケースをたくさん見ることができ、さらに、ある病院はそのような人形の生え際の形の症例を持って広告をすることもあります。

 



たとえば、こんな…

​​私の目にはどれだけ見ても左の方が

より自然で綺麗に見えますが…あせるあせる

​まぁまぁ…とにかく右のようになりたいという方もたまにいらっしゃることがあるので、好みは尊重するようにして、皆様好みによって病院を選ぶようになるのではないでしょうか?

​​むしろ、左のようになりたい方は私たちモウリムに来ていただいたらいいのですが…にっこりあせる

​​さて、経過の方を一度ご覧いただきましょう。

 

「手術前」

 

手術前の姿です。

ご覧のように、はっきりと切開線の傷が見えております…

普通、ちょっとやる(?)整形外科では額の縮小や挙上をしてもジグザグの波線ラインを入れたりもしますよね。

​​こうする場合は患者様の傷跡がはっきりと白くて硬く形成されない場合には、それでも結構目立たなくそれっぽく見えるように回復することもありますが、

​​今のように一直線で傷を作っておけば…どんなに傷組織ができなくて滑らかに回復になるとしても、そのラインの形から来る異質感は必ず存在するしかありませんね。

 

「額縮小時、毛流の変化」

 

額縮小をしたとき、単にラインが傷跡に沿って単調に変化する、髪が連続的にランダムに生えることができず、ナイフで切ったように境界ができることになるほか、この部分を奇妙に見せる要因があります。

なんと肉を引っ張って付けることで
毛流が変わることになるということ!!

図で描いてみると、次のようになります。

 

皮膚を一部取り除き、引っ張りにより皮膚の表面にあった
毛髪の揃った流れが崩れててしまう。

 

このようになることがあります。

​​それで切開線を入れたけど、その近くに髪の毛が何本かあったら、その髪の向きが変に変わるようになり…
普通は横になっていた毛髪がドサッと立っている状態の方向に
変わってしまいます。

​​この数本の髪の毛…結構見たくなくなるかも知れません。

​​真ん中は普通額を狭めるためにヘアライン下側の肌を取り除くので…傷跡を基準に下側の方は大抵毛髪がまったくないので
衝突したりまでも行かないのですが、

​​問題になるのはサイド側…サイド側には、通常、産毛がある領域の間から切開線が入ってしまうのであんな見たくない毛流の崩れが発生することになります。

とにかく色々とややこしいことです。

 

「額縮小で額が狭くなりすぎた場合…」

 

そしてもう一つ…額縮小を通じて額をあまりにも減らしておいた場合も本当に難しいです。

​​なぜなら…額縮小の傷跡を隠すためには必然的に切開線傷跡の
下側まで毛髪を植えるしかありませんので。

「ちょうど傷跡の直ぐ上にのみ植えて傷跡を隠したいです」

となっても絶対に隠れません。

傷跡の上に植えた場合、定着率が落ちることは後にしても
傷跡のすぐ上にだけ髪を植えればどうせ髪をめくったときに
傷跡はそのまままる見えですので…

傷跡をカバーするためには、切開線基準の少なくとも5ミリ程度の下までは植えてこそある程度隠すことができるのですね。

​​ですが、すでに額縮小をして額をすっと6cmくらい、これまでに狭くしておいたなら…だったら、その下まで植えると額幅が5.5cm、5cmみたいになるしかないですね?

​​女性の場合、額が必ずしも狭いほど良いことではないということ…本当に何度も説明をさせて頂いておりますよね?

​​よく分からないという方はこちらのイメージをもう一度…

 

モウリムブログで狭い額の話が出るたびに永遠に苦しむスジの写真…

 

つまり、額の縮小後にヘアライン矯正をするときに少し植毛を
するほどの余地があった方がが良い…というのが結論ですが…

​​まあ、すでに全部減らしておいた方は…えーん仕方がありません。

どうしましょう。私がまた広めることもできませんし…あせる
ただ植えるしかありません。

​​仕方ないことであり…傷跡を隠すためには、
ただもっと狭くするしかありません。

ですので何でも過剰なのは良くないですね!!

 

 

えっ! ヘアラインの後ろにも何か傷跡が一つありますね。

​あれは何の傷跡だったのか…記憶にあまりないですね。

おそらく内視鏡の何かかまあ…挙上?それともまあ…とにかく穴を開けてゴシゴシやる何かの手術の一つの傷跡になるでしょう。

​​何が原因であるのかは重要じゃありません。

​​私にとって重要なのは、そこに傷跡があるということだけです…

 

「傷跡組織の定着率」

 

傷跡組織で定着率が低いというのは皆知っている事実ですよね?

絵と一緒に説明をさせて頂きますと…

 

血管の発達が豊富で柔らかい脂肪層に移植された毛髪(左)

丈夫で緻密な傷跡組織に移植された毛髪(右)

 

ご覧のように左図の脂肪層はふわふわ柔らかく血管の発達もいい正常な組織なので、そこに毛髪を植えるとよく定着します。

右図は傷跡組織を描いたものですが、一旦肌に一度のダメージが生じてから回復する場合…我々の体の立場では、このダメージを非常に丈夫に保守工事をやりたがるということです!

​それで柔らかい脂肪の代わりに、非常に丈夫な結合組織に代替をしてしまうようになり…これが構造的には丈夫で良いかもしれませんが、弾力が低下し、血管の形成があまり順調ではないです。


​​当然差し込んだ髪の定着にも良くないでしょう…

​​このような部分を十分に勘案した状態で手術をしなければなりませんが、普通はさりげなく説明するとき…一般的な皮膚には100本植えて90本、95本以上生えることを期待できますが、
傷跡組織には100本植えて50本前後に生えることを期待するㅡ
と説明をさせて頂いております。

​​まったく空っぽな状態よりはたった5割でも生えればるかに
カバーできますから…十分に試してみるべき挑戦でしょう。

​​もしそれ以上の密度感を望む場合なら、2回程度にわたって手術をして作り出す必要があります。

 

「手術直後」

 

手術前(左)、手術直後(右)

 

計画どおりに頑張りましたね?

額縮小傷跡の下に約1cmほどの厚さで植えており…
前頭部にある穴にも適切に植えてあげました。

​​1年が過ぎてどうなったのか一度見てみたいと思います!

 

「1年経過」

 

手術前(左)、手術後1年経過(右)

この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を
受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度によりモザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。

 

確かに成功的に傷跡が隠され、ラインも自然に
よくできたようです。

​​正面の姿で、あるいは前方に45度下げた角度で細かく見ると、
ちょっと横方向の傷跡が見えるような気もしますが…
手術前よりはるかに見た目が良くなりましたね?

​​傷に沿って揃えて植え付けず、既存の一般的な女性のヘアライン矯正手術のように、下側に完全に新しくラインを作ってあげたので全く異質感がありません。

前頭部の傷跡の方もそれなり髪が生えましたね。

​​明らかに定着が完璧ではありません。

​​しかし、ほんの数本でも生えたら、まったく無く空いているものとは全く違う感じがするということ!

​​遠くから細い目で眺めると、空ではないようにも見えます。

 

手術後1年経過

 

ブラッシングも一度やってみます…

​​自分が見ても悪くないように見えるほどスムーズに
ラインがよく出てきてくれました。にっこり

​​終わり!


 

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