こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センター
イ・ジェミン院長です!

今日はまたつむじの植毛ケースを一度持って参りました。

​​このつむじへの植毛、相当難しいんですよね…
今まで私がつむじについて書いた投稿物をたくさん
ご覧になった方はすでにご存じの内容だと思われますが、

​​手術してむしろ悪くなる場合もあるので、まず
「最悪でも、もっと悪くなるケースは絶対に手術をお勧めしない。」という考えをいつも持っています。

​​今回のケースでは、かなり空いている部分が多い方でした。

​​綿密に拝見した結果、移植をしたらそれでも

結構良くなりそうだという確信があり、

患者様に手術をお勧めすることになりましたので!

 

手術前


一見するにもかなり透けて見えますね?

​​この程度になってこそ、手術をする意味があるのですね。

​患者様から「本人としては、少し不満足だ」と感じているからとして、つむじの植毛を進めることができるわけではないこと、覚えておくべきですね。

 

デザイン(左)、手術直後(右)

 

デザインは左のように計画しました。

​​一般的に我々がヘアライン矯正で植毛をするとき、1500株だったら、おおよそ片眉6個程度の面積を埋めることができるのですが...
1500株植えると決めた割には移植しようとする範囲が
結構広いですね?

​​大体見てもヘアライン1500株面積の3倍近くのように見えます。

​​なぜでしょう。

​​当たり前の理由ですが、既存に存在する毛髪の中で、
まだ使える毛髪もかなり多いからです。

​​場合によっては、既存の毛髪をほとんど無視し、できるだけ細かく植えることを目標とすべき時もあり、ある場合には既存の毛髪をできるだけ避けて間間に植えなければならないことを目標とする場合もありますが、こちらの判断は…経験が大事になりますますね。どうやら!

​​どのくらい既存の髪を守るべきなのか、これらの髪は残したときに価値があるのか、今後非手術的な治療でどれだけ回復することが予想されるのかなど...

 

患者が今までどのように治療してきており、現在の脱毛症の進行状態がどのようなのかなどを総合的に考慮して判断しなければなりません。

​​こちらの方の場合はまぁ…当然一見しても十分に長さの成長をしている毛髪が多かったので、その毛髪は全部避けて植えることにし…空っぽに見えるところにだけ植えてあげることにしました。

​​できるだけ真剣に気を付けながら…

 

デザイン(左)、手術3ヶ月後の暗黒期(右)

 

手術前と暗黒期を比較してみました。

​​前のつむじの方は、むしろもっと空に見えたりもしますね。

​​ヘアラインは暗黒期が来ても、どうせ元々なかった部分の毛髪が脱落するもので、手術前より空に見えたりすることはありませんが、つむじの場合、周辺にあった毛髪も一緒にショックロスすることもあり、暗黒期には手術前よりも空に見えるようになる

場合もしばしばあります。

​​患者様には事前に説明を十分にさせていただかなければ、このとき焦られることになります。

ショックロスが来ても4ヶ月目からは全部回復し始めるということ、皆様ご存じですね?

​​永久的な毛包のダメージを意味するものでは、

決してありません!

 


デザイン(左)、手術後1年経過(右)

この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を
受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度によりモザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。

 

 

1年経過前後の比較です。

​​右の分け目を作ってみた写真を見て、「この程度ならまだ足りないのではないか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

​​しかし、明らかにあの程度でしたら、つむじの植毛の結果としましてはとても上級レベルに上手く行ったと申し上げることができると思います。

​​患者さんの毛髪が非常に太い方だったら、はるかに良い密度感が出ることができたでしょうが、一度生まれた髪が非常に太くなかったことを勘案しなければならず…(同じ密度で植えても、毛髪が太いとずっと良くなったように見える結果が出ます。当然のことですが…)

​​また、既存の毛髪が結構あった状況でしたが、これらの毛髪たちがダメージを受けなかったという点が非常に満足な部分であるためです。

​​移植の過程で、何があっても既存の毛髪がダメージを受け始めると、結局にはそれだけの空きがまた生じてしまうので...新しく植えた毛髪がすべて定着になるとしても、良い結果を得るのは難しくなります。

 

手術後1年経過

 

後頭部の傷はこちらのように…

​患者様の方々より切開法を選んでいただくときに

多く聞かれる部分が、

手術をしてから引っ張り現象や感覚異常(感覚低下、敏感になる、間欠的痛みなど)が起ったらどうしようと心配されるのですが、6ヶ月目経過診察のとき「最近は後頭部の状態はいかがですか?」 と伺ってみると、ほとんど「手術をしているかどうかもわかりません。何の不快感もありません。」とお答え頂いたりします。

​​6ヶ月が経ってまで持続する不快感はほとんどないということで

理解していただければと思います。

 

 

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