こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センター
イ・ジェミン院長です!
今日は、つむじの植毛ケースを持って参りました。
このつむじの移植というもの、本当に難しいんですね。
以前にもつむじの移植ケースを何度かお見せしておりますが…
そもそも手術するかしないかを決めることからが
結構難しいですね…
あ、ちょっと…悪くなっていて、つまり100点満点に約85点くらいに…それで明らかに15点ほど不足しているけど…このような場合、誤って手術してしまったらさらに悪くなることもあります。 本当に!
そして、また適切なケースであっても、良くなった程度が患者様のご期待に及ばないことがあります。
我々がインターネットでよく見かける広告や症例は事実…
もっとも良いの結果が出たケースだけを見るようになるですが、
(どの病院が失敗ケースを広告に使うのかという問題で)
男性のつむじ植毛ケースなら当然、後頭部の髪がとても太くて良い方のケースが主に使われることになります。
同じ3000毛を植えても太い髪を持つ方が当然視覚的にはるかに良く見える結果を見せてくれるでしょうから。
残念ながら生まれつきの髪が細い方は、いくら手術が成功しても、インターネットで見た症例ほどの密度感には届かないかもしれません。
また…そもそも密度感の限界はあるしかありません。
基本的に移植をする時は約60-70%程度の密度で植えるのですが、いくら後頭部の毛髪が他の部位に比べて太いとはいえ、100%の密度を期待されれば当然それには及ばないものです。
つむじへの移植をしたとき、それでも絶対失敗することはない場合は、非常に空っぽの状態である場合です。
大体ご期待値が低いので…普通は「空に見えなければいい。」 くらいのお考えでいらっしゃいますので。
次のケースを一度見てみたいと思います。
手術前
ご覧のとおり、つむじの脱毛症が分け目を中心に完全にはっきりと進行した場合でした。
つむじは、薬物治療に対して反応が良い、よく好転するㅡ
と言われてはおりますが、このような場合は全く適用されない
ケースだと見ることができます。
ある程度、火種がなければ火をつけるかどうか決められないことと同じく、治療に対して好転することも基本的に産毛ぐらいはあってこそちょっと良くなるはずなのに…今は完全に産毛くらいの状態なので、大きく良くなることを期待することはできません。
通常、つむじの状態が良くない場合は、「治療を少し行ってできるだけ回復させて、手術に必要な見積もりを減らせるだけに減らした後、移植をしてみましょう。」と申し上げることもありますが…今のような場合は、まさに手術室直行です。
手術直後
最も空いているところを中心に移植を行いました。
枠の方はなぜ植えなかったか?
境界部から髪が生えないわけではないためです。
髪が生えているけどまだよく重なっていないので空のように見えるわけですので…1本でも触れないように植えませんでした。
真ん中に一生懸命植えれば、その毛髪たちが側方に成長し重なり合い、密度感があって見えるようになるので... 同じ本数だったら真ん中のつむじ、分け目部分に集中させて植えた方が後で見たときよりお得です。
髪だけ無限に持って来れればあっちこっちに全部植えますが…
植えることができる髪の量に制限があるので、最大限コスパ良く手術を設計しなければなりませんね。
手術後9ヶ月
9ヶ月目経過です。
手術前の写真と比べてみると、この程度だけでも完全に変わった姿ではありますが、患者様からはまだ不足していることを感じていらっしゃいました。
9ヶ月目だとほぼ生えてくる髪は全部生えてきたはずなのに…
ここでもっと良くなることがあるでしょうか?
3ヶ月さらに待ってみることにしました。
手術後12ヶ月
この投稿で使用されている症例写真は、わたくしから直接手術を
受けられた患者様たちの写真であり、写真使用に関する同意を得た上使用しております。これらを無断利用、スクリーンショット及び配布する場合刑事処罰を受ける可能性があります。全ての症例写真は完全に同一な条件下撮影された写真であることを明らかにします。写真に対する別の操作は全くなく、患者様からの同意を頂いた程度によりモザイクの範囲には差があります。自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常、生着率低下などがあります。
患者様たちの毛髪及び皮膚状態により密度感や結果は異なる場合があります。
12ヶ月目の経過です。
もちろん、完璧ではありませんが、9ヶ月目と比べると確実に
良くなりましたね?
既存の髪が結構細いほうだったことを考えると、
手術はとても上手く行ったようですね!
9ヶ月目の経過の際には、患者様からは「3000毛ほど追加で植えたい。だったら丁度良さそう。」 とおっしゃい、そのご希望を
診断表に書いておきました。
それで、自分も12ヶ月目の経過診察でお迎えする際、「リタッチどうされるかカウンセリングさせていただこう。」と思いながら診療室に入ったんですが…
3カ月ぶりに患者様から、2次手術やリタッチへのご希望がすっかり消えたとおっしゃるのでした!
我々が手術の経過を1年目に評価することが、
まさにこの理由からです。
ヘアライン矯正の場合も同様で、実は9ヶ月であればほぼ全部生えてきた状態ではありますが、2%がまだ不足している感じの時が多いですね。
9ヶ月目に不満足に感じられていた方も、12ヶ月目の経過に来院されると「でも今は大丈夫になったようだ。不満足ではない。」とおっしゃる場合が多いです。
特に、つむじ植毛の場合は12ヶ月目ではなく、もう少し時間を置いてみてもいいです。
単純に毛髪がある、ないの問題ではなく…毛髪がより本格的に成長し、太くて重なり合う程度もより良くなり、さらに密度感が良くなる余地があるからです。
どうやら普段からたくさんのストレスを受けていた部位だっただけに、満足そうな結果まで早く到達できないと焦りを感じるようになりますが…植毛の結果を評価するには、1年程度を十分に待ってみることをお勧めします。
がっかりされるとしても、
1年が過ぎてからされることをおすすめ!
手術後12ヶ月
後頭部の切開傷跡を見てみましょう。
ほとん~ど見えないくらい細細とよく治りました。
全く痛みや不快感なしによく過ごされているとのことでした
終わり!
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