こんにちは!韓国狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センターです。
今日は自毛植毛手術をして薬を飲まないときに起こりうることについて
語らせていただきたいと思います。
患者様の方々とカウンセリングをしていると、自毛植毛病院で手術を受けたものの、
薬については全く理解されていない場合が非常に多いです。
15年、20年前に手術を受けたのならまだ理解できます。
当時は医師たちの間でもAGA治療薬の効果があまり知られていなかったので、
必ず薬を飲むべきということについて説明ができなかったかもしれません。
AGAの進行は止められないものである、と思われていたのですね。
それで、更には初期の自毛植毛のスタイルは
「この人は将来AGAになることが予想されるので、進行する可能性がの
範囲まで全部植え込む」という方式で行われていたのですが…
今しっかりと正常な髪を持っているが、その髪がいずれは消えてしまうので、
既存の髪の上に新しい髪を植え、既存の髪を殺し、AGAの影響を受けない
後頭部の新しい髪を成長させるという形ですね。
今では驚愕する方法でしょう。何の問題もないところに移植をするなんて…
AGA治療薬が開発され、その効果が知られてAGAの進行を
コントロールできるようになった後では手術方式は大きく変わることになりました。
今では空いているところと密度が落ちている部分だけ埋め、
残りの正常な部分には植えずに薬で防いでいくのです。
(いまだに昔のスタイルの移植方式を維持している病院もありますが…)
実際、昔のやり方が「私は絶対にAGA薬は飲めない」とおっしゃる
患者様には適切な方法ではあります。

これ、韓国では有名な絵なんですね。
空いているM字の部位に植毛をしたけど、薬を飲まないとああいう風に
進行してしまうので···このような場合、むしろつむじと分け目に
全体的に植えておいた方が、後のためにはもっと望ましいことかもしれませんが…![]()
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薬が飲めて、丈夫な髪を十分に守れるのにあえて···?という気はします。
と・こ・ろ・で、この当たり前のことを知らない方が実際に結構います!!!!
ショックなことですね?
植毛はしたが、薬は飲まなかったとおっしゃるのです。
なぜ飲まれなかったのか? と伺うと、
「あの時、病院では説明してくれませんでした。
誰も飲むように言ってくれませんでした。」とおっしゃるのですね。
本当に大変なことです。
それで自分はどんな植毛患者様が来られても、移植について説明する前に
男性型脱毛症の進行と薬の重要性について10分ほど十分に時間をかけて
説明をさせていただいております。
完全に理解され、「あ、薬を必ず飲まないと~」と理解されたと感じたら
そこからようやく植毛について説明させていただくという流れになるのです。
本当に大事な部分です。
実際に薬を飲まなければならないということについて案内を受けたにもかかわらず、
適当に1ヶ月、3ヶ月くらい飲まれてまた中断される場合も多いようですね。
男性型脱毛症と薬について正確に理解をされていなかったため
このようなことが起こるのです。
単に「お薬飲んでください」と案内するだけでは絶対に十分ではありません。
時間が10分、20分かかっても、相談の際に薬について十分に理解をさせること、本当に重要で必ず必要なプロセスです。
ただ手術だけして、どんな理由であれ患者が薬を飲まなくて
脱毛症の進行を放置してしまうと、数年経ってからまた植えなければならず、
植えたとしても、既存の状態にまでは良くなれない結果しか得られない状況に
直面することになります。
薬だけちゃんと飲んでたらよかったはずなのに、これ、何という損でしょうか?
2次手術のためにまたお金を使い、ダウンタイムで時間を無駄にし、
後頭部の毛髪がまた損をする、そうしても100%の密度は作れないので、
ちゃんと持っている間に守ればあまりにも簡単なことなのにですね。
次にお見せする写真も約10年前、有名病院でM字の部位に自毛植毛を受けましたが、
その周辺部の密度が落ちてしまった方でした。
なぜ薬を飲まれなかったのですか? と尋ねると、
「病院で薬を飲めということは全く言われませんでした。」とおっしゃったのですね。
こちらは患者様が言われていても、覚えられていないのかもしれませんが、
このように忘れがちということまで予想し、より強く薬の重要性について
強調すべきだったというのが私の考えです。
写真を見るとはっきりと境界部が見えます。
白い領域が移植されたM字の部位になり、
赤い部分が追加で脱毛症が進行した部分になります。
白で縁取られたM字部位に太い毛髪が鮮明な境界を形成しながら植えられており、
白い領域の左側に向かって細くなり密度が落ちて見える部分があります。
その時、前つむじ部分を植えなかったということは、
当時の状態がとても正常だったからでしょう。
AGA治療薬について正確に案内してもらえず、
結局進行した部分の密度を補強するために再び病院を訪問し、
無事に手術をお受けになられた状態です。
このように、自毛植毛はAGA治療の終わりではありません。
自毛植毛は、文字通りコンプレックスを解決するための整形手術に過ぎず、
脱毛症の進行に関してはいかなる解決策にもなれません。
それで私は脱毛症と自毛植毛、脱毛症治療薬、これらの関係について説明する時は
必ず私が直接描いたこちらの絵を使わせていただいております。
脱毛症があるということは、壺に穴が開いているという意味で、
自毛植毛は水を溜めること、脱毛症の薬は穴を塞ぐということだと。
誰でもあの状況だったら最も重要なことは穴を塞ぐことだと言うはずですね?
薬を飲みたくないから自毛植毛を選ぶという方もいらっしゃいますが、
そうおっしゃる方々を説得させること、本当に難しいです。
どうか抜け毛のある方は、抜け毛の薬について正しく知って一生懸命服用して、
後で後悔されることがないように、と願っています。
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