こんにちは!狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センターです。
今日は9ヶ月の経過を一つ持ってきました。
最近9ヶ月、さらには10ヶ月から11ヶ月経過まで経過を見にいらっしゃるので
投稿する材料はますます積み重なっていくのに、時間がないので
夜明けまで投稿をしない以上何か一つ書くのも大変ですね。
とにかく...
私イ院長が手術をするときに最も大事に思う1ランクはいつも同じです。
「手術した感じがしないように手術しよう」
たまに人為的なラインを好まれる場合もあり、
わざと手術した感じを出してほしいという方々がいらっしゃることもあり、
そんな場合なら、まあ…それにあわせて行わせていただいておりますが、
まだ自毛植毛というもの、相変わらず隠したい手術なのですね。
(おかげで芸能人、モデルなどのリアルモデル協賛は
夢見ることもできないません。)
今からご紹介させていただく患者様から
経過を見にお越しいただいたんですが、こうおっしゃいました。
「誰にも手術していることがバレません。」
自分から見てもとても上手くいって、植毛された状態だけ見てると
どこからどこまでが植えられたのか、もともとどんな状態だったのか
全く想像できないほど自然でした。
チャートを見終わってから
「あ、もともとこんなになかったんだ…」と思い出せました。
さて、写真を一度ご覧いただきたいと思います。
上記のビフォーとアフター写真の撮影は手術前と手術9ヶ月後で、
完全に同一な条件下撮影されていることを明らかにします。
自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、
くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常
生着率低下などがあります。
とても良い感じですね!
ヘアライン、M字そしてこめかみまで補強してあげました。
M字部位だったら当然空っぽな状態から髪ができちゃったので
「植えているんだろうな」と分かるだろうが、ヘアラインの真ん中の部分と
こめかみの部分は「植えていないのでは?」 という気がするほど
自然に良く仕上がりました。
ヘアバンドを付けている写真を見ると、ヘアラインやこめかみから
どうやって髪が生えているのかがよく見えます。
通常男性患者様たちは密度感を最も重要に思われていますが、
実はこの密度感も適切なほうが、むしろより自然に見える要素になることもあります。
ヘアラインの最前方からあまりきつすぎると、かえって人為的に見えたりもしますね。
手術をしていない自然なヘアラインを細かく見てみると、
揃っているような大きな流れから島のように離れて生えてきて
いきなり成長する毛髪も散在しており、ある部分は密度が急に高くなったり、
基本的に不規則に髪が生えることが分かってきます。
手術をする時、ラインを引いてデザインをそのまんま追いついて
植えるのがむしろ簡単で便利で、わざわざ不規則に植えるのが
よりストレスを感じやすくて疲れる作業になりますが、
その手間をかけて行ったり来たりしながら植えてあげた時こそ
ナチュラルなヘアラインが作られます。
後頭部の状態はこんな感じです。
傷がまったく見えませんでした。
美容室でも気付かないくらいだとも言えますね。
実は、後頭部の傷がこんなにも見えないほど良く回復するのは、
患者様の肌質が良いおかげなのが大きいのですが…
それでもわたくしがいい加減な手術をしなかったという意味にもなれるでしょうね!
後頭部の傷は、わたくしが手術を行っても肌質によって1mm、厚い場合には
2-3mm程度までできたりもするので、この後頭部の傷の症例で
自慢を言うことはしないようにします!!
次回も、様々なケースと一緒に戻って参ります。
LINEでのオンライン・カウンセリングや
手術に関するお問い合わせは下記まで!
LINE ID : mowoolim