こんにちは！狎鷗亭モウリム医院自毛植毛センターです。
現在でも、自毛植毛という手術、手術を受けられる方々は
手術事実を知られたくないという場合が多いようですが、
どんなに自毛植毛が大衆化していて芸能人たちも手術事実を
オープンしているとは言え、いまだに
「どうせなら、私が手術を受けたことを人に知られたくない」
という傾向には大きな変化がないと思います。
手術直後、後頭部の傷を最大限隠すためFUT法（切開法）を
選択する場合も多く、時間ももっとかかるし費用も高いのに
ノーシェービングFUE法（非切開）を選択される方も多いのを見ると、
患者様達が手術を受けられたという事実をどれほど
隠したがられているのかー が大雑把に分かることができます。
後頭部の傷はとにかく隠すつもりで隠せばいくらでも隠せますが、
植毛部位はどうしたらいいでしょうか？！
せめて上の髪が長くて被らせられたら良いですが、
普段髪型が短かったり被らせられないほどヘアラインを
矯正しているのなら…方法がないです。
偶に、ある患者様たちを見ると、本当に手術を受けられた翌日にも
全然手術をされていないように良好な様子を見せる方もいますが、
まずは次の写真をご覧いただきながら説明させていただきたいと思います。
上記のビフォーとアフター写真の撮影は手術前と手術後10日目で、
完全に同一な条件下撮影されていることを明らかにします。
自毛植毛手術により発生する可能性がある副作用には毛嚢炎、
くせ毛の成長、白髪、一時的な浮腫、採取部位及び植毛部位の感覚異常
生着率低下などがあります。
約900株くらいを投資してヘアラインを矯正させていただきました。
FUT法で行いました！
写真でご覧いただける通り、抜糸の日にもかかわらず植毛の部位が
綺麗で移植している感じがあまりない様子ですね。
これはきっと…わたくし、イ・ジェミン院長が抜群の手わざで
手術を行ったからでしょうか？
うーん…大体3割は合っていて、7割は別の理由になります。
3割について語らせていただきますと、
まず、植毛器を扱うテクニックがとても大事であります。
これはわたくし、イ院長の特技だと自分から自慢できますね…
どうやら必要以上に奥深く植毛器をぶすぶすと
刺してしまうとその程度の深い層にある太い血管を
刺す可能性も大きくなり、その太い血管だけではなく
全体的な皮膚の損傷ももっと大きくなるはずです。
そうなると当然あざが出来る可能性ももっと高くなり、
皮膚も赤く変わったりもします。
また、手術の直後に十分に止血されるまでに待ってから
手術部位を綺麗に洗ってあげたから可能なことです。
普通、植毛後に血のかさぶたが多くできられますが
この血のかさぶたは主に手術直後から約1週間移植毛周りに
ちょこっと染み出て雫になった血により形成されるものです。
つまり、手術直後に十分な時間を投資して圧迫をした後、
食塩水で綺麗に洗ってあげて管理したら血のかさぶたを除去しても
良いと言われる2週目まで結構綺麗な状態を維持することができます。
そしたらほとんどを占めている残りの7割は？
事実上、ただ患者様の皮膚性質の差だと言えます
患者様により皮膚タイプが千差万別異なるので…
ある方は太く、ある方は細く、ある方は硬くてある方は柔らかくて…
ある方は血が全く出なかったりもしますが、これらは
わたくしがコントロールできる要素たちではありません。
この患者様みたいに手術の翌日にも皮膚がちっとも赤くならない
方もいる反面、3ヶ月が経っても赤みがまだ消えていない方もいますね。
実はこの回復様相は、3ヶ月の暗黒期状態だけ見ても
人によりあまりにも異なっていることが分かります。
3ヶ月目に本当に1本も残らず全部抜けてしまう方もいる反面、
ほとんど抜けずにすぐ正常に髪が全部生えてしまう方もいるということですね。
手術翌日の後頭部の状態ですが、赤い消毒液を塗っているので
若干黄色に見えますが、ぱっと見ても手術部位が
赤く見えたりはしていませんね。
ああ…ただ元の皮膚が綺麗に治るタイプの方だなーとなるのです。
大したものをご期待されてましたら、少し虚しくなるかもしれませんね。
結局、ただ自分の皮膚が手術受けの良い皮膚であったら
綺麗な回復期を過ごせるんだなーということですが
それでも、さっき申し上げました3割程度の要素は
院長からコントロールできる要素なので、
その部分を最大限気遣うようにさせていただきます！
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