こんにちは!狎鴎亭モウリム(毛雨林)自毛植毛センター

イ・ジェミン院長です。

私たちモウリムは、手術結果をもっと良く見せるための

症例写真の加工をしておりません。

 

偶にスタッフさんのカメラ操作ミスにより写真が暗すぎると、同じ明るさと

比較できるよう写真の全体的な明るさを調整する場合がありますが、

これはいつまでも「同じ条件」で「更に客観的」に

比較していただくためであり、形に変化を作ったり、

密度感を濃くさせるなどの加工はしていないということです。

 

自分はこれがごく当たり前のことだと思っていましたが、

最近他病院の症例で、誰が見ても加工しているような、

そんな写真たちを凄く堂々と使っているところを見てしまいました。

 

見ていると、あまりにも呆れて、今回の投稿をすることになりました。

 

医療という分野は人の身体を対象とすることなだけ、

一般的な他の分野より高い道徳的基準が適用されるべきなことですが…

どこかの健康食品を販売するみたいにか誇大、虚偽広告をするとは。

本人の手術実力がそこに達していなければ、

丁度その程の広告をし、手術をしないと。
荒唐無稽な症例写真で患者たちを幻惑するとは…誠に痛い事実だと思います。

 

 

どんな呆れた場合があるか一度ご覧いただきたいと思います。

 

ご覧の通り、ヘアラインにヘアバンドを付けていますが、

本当に呆れてしまいます。

 

特に緑の線で引いた部分を見ると、フォトショップで伸ばせたのか、

それとも一直線で落ちる髪を合成したのか、

毛髪があり得ないほど一直線で引かれていますね。

 

フォトショップで加工するとしても、

ある程度のクォリティーですることができるはずなのに、

美術を全くしていない人がやっているように見えています。

 

光が当てられるラインだけを見ても、おでこから照明が当てられた部分と

頭から照明が当てられた部分が全く違います。


M字周辺のほうを見るとまたどうでしょうか?

上に上がっている毛髪が不自然に合成されている部分を

見ることができます。

 

こめかみのほうから外にめくられている毛髪の間、

いきなり上に上がっている髪筋が現れています。

 

おでこを狭く作るために存在しないヘアラインを

人為的にフォトショップで作ろうとして

ああいうおかしい結果になってしまいました。

 


加工前(左)フォトショップでヘアラインを下げた加工後(右)

 

全く加工していない私たちモウリムの手術結果写真(左)、
簡単にフォトショップでヘアラインを下げてみた写真(右)です。

 

右側のヘアラインを下げてみた写真でヘアラインの毛髪たちが

チーズのようにビヨ~ンと伸びられ直線の形に

変わっているのが見えますでしょうか?

 

どれほど毛髪をヘアバンドでぱっと引っ張り上げたとしても
毛髪は全体的に大きな曲線の形に整列されるはずで、

光はその曲線の中でも一番飛び出る部分に当てられるはずです。

 




大体こういう感じで…



こちらも加工しているということを直に分かることができます。

 

同じ写真でもこめかみ部分をご覧いただきますと、

加工していない自然なヘアラインの境界部の形を見ることができます。


髪の毛の間から、自然に皮膚のトーンの変化なく透けて見えるはずなのに…

 

ヘアラインを見ると、まず、植毛したライン、デザインも一直線で

人為的ですが、密度感を豊かに、濃く見えるため

フォトショップのBurnツールで暗く作ったのか…

毛髪間の皮膚が変に濃い色に変わっているのが見られます。

 



自分は美術と写真を長くやってきたので、ああいう写真を見ると

直ぐに「加工」しているなと分かりますし、

加えどういう方式で加工しているのかも想像できますが、

 

一般の患者様なら、そういうことに気付くことが難しいです。

 

単純に加工を通じて本人の実力を過大包装することも

あってはいけないことですが、

これがもっと大きな問題になる理由は、

患者様たちより、手術に関する間違った期待感を持たせる

ということです。

 

何も知らない方々がああいう加工の写真を見ると、

当然手術すればあれほどの結果が出るだろうと

期待をし手術に入ることになり…

後になって結果を見ると挫折することになるはずなのに、

それは患者様を2回殺してしまう行為だと思います。

 

患者様に手術を行う前、

現実的にある程度まで可能なのかを嘘なく申し上げ、

手術の結果について受け入れていただけますよう

十分に理解をさせていただいた上、同意をもらい

手術を行わせていただかなければなりません。

 

全てのことが可能だという風に

甘~い言葉で患者を誘惑し、結果がちゃんと出なかったら

うやむや…忙しいと言いながら

患者を避けて、疲れて諦めさせるような…

そういう風にするのはダメですね。

 

「私たちモウリム、どんなに忙しくても全ての経過を

院長が見て、カウンセリングを担当する室長たちには

初期見積もりを含め、全過程で’判断及び決定’の

権限を全くあげない理由もここにあります。

モウリムの室長たちは判断をして決定をする位置ではなく、

患者様とずっと一緒に行く、その過程で患者様と

病院の関係を調律する同伴者の役割を担当しております。

偶に、ある病院に行くと手術もしない室長たちが

見積もりから出して、こういう手術は可能だ不可能だとか

それに手術結果の良い悪いの判断まで

全部すると言いますが…これがあり得ることなのか?

と思います。」

 

加工した写真でマーケティングし、適当に手術を行い、

当然に結果はマーケティングに使用した写真のほど

良くないはずですし、患者がクレームすると

患者が疲れを感じて諦めるまで避けて、どこかに

クレームの投稿載せられたら訴えたり…

 

そういう風にしてはいけませんよね。

 

「そういうふるまいが嫌で’私はこうは運営してはいけない’と

いう考えから開院したのもあります。」

 

最近見ると、自毛植毛の人気が高まっていることと同時に

本当に破廉恥な事々が半端なく多く起こっている気がします。

 

どれだけ金が大事とは言え、どこまで破局の道へ

行こうとしているのか…

 

もちろん!!ほとんどの院長さんたちは本当に

素晴らしい人柄と良い実力をお持ちだと思います。

 

それでも過半数の多くの院長さんたちが良心的に

良い手術を行っているということが

誠によかったなと思います。ウインク

 

何卒、患者様たちがご本人の理想によく合いながらも

良い病院を良く見つけられ、満足度の高い手術を

お受けになりお幸せに過ごしていただければと

思います。おねがい

 

それでは!