記憶から消えない会話。それは、何年も前に窓の外の通りから聞こえていた声。
A「もう少し居るから、あなたは先に帰っていいわ。」
B「駄目よ、帰りましょう。
A「あなたって、そういう人だから分からないでしょうけど。私の言う事を聞いて。」
2人の女性が、意見の食い違いでしょうか。
聞き流していたら、泣き声に変わりました。
「嫌だって言ってるでしょ。私は、泊まって帰るのよ!」
喧嘩になったのかなと聞いていると、泣いてるのは小さな女の子でした。
話していたのは、お母さんのようです。
遊びに来たら気に入ったので、女の子はお泊まりしていく事にしたみたい。
2歳か3歳くらいでしょうか。泣きながら連れて帰られましたけど。
「あなたって」
なんて、我が子に言われたら私はショックです。