母のことでのストレスから体調を崩し熱が出て、またもやPCR。
(もちろんコロナ陰性)
抗生物質で何とか回復したものの
予定していた母の腎臓内科への
病院付き添いはドクターストップでヘルパーさんにお願いせざるを得なくなった。


前回、母の難聴が大量の耳垢が原因であったと判り
(小指大と書いてましたが、小指の先くらいの誤り。そんなん出たらギネスに載るつーの笑い泣き)
その次の受診は母1人で行って貰った。


直ぐに忘れてしまう為
前日、母に先生の言ったことをメモして貰うこと
更にその事を書いたメモをバッグに入れて忘れてしまわないように、翌朝までテーブルに置いておくことをお願いした。


「じゃあ、耳鼻科から帰って来たら報告するね」と母。


が、翌日いくら待っても電話が来ない。
こちらからかけると


「メモ?忘れた。耳鼻科で何をしたかも良く覚えてない。ごめんね…ショボーン





仕方なく耳鼻科に電話して
母の診察内容を聞いてみる。


「認知症で忘れてしまうものですから、大変申し訳ないのですが今日の診察内容を教えて頂けますか?」


前にも個人情報だから電話では教えられない。
心配なら家族が付き添えと怒られたので、前回は他県から付き添いに行ったし、多少は許して貰えるかと思っていたけど…甘かった。


「とりあえず、1ヶ月後に検査することになりました!
電話で確認するなら、ご家族が付き添って下さい!」


ガチャンムカムカ


凄い勢いで電話を切られた。
近くに住んでいるならともかく
他に身寄りもないし
そんなに簡単に付き添えないのに。



考えてみるといつもいつも

「申し訳ありません」
「お手数おかけしてすみません」

謝ってばかり

もちろん
「大丈夫ですよ」
「解っていますからお気になさらず」
と優しい言葉を返して下さる方もいる。


ただ残念ながら
冷たく対応されるのは大体が医療関係。
今回の耳鼻科は本当に冷たかった。
迷惑なんだと改めて思い知らされ

何ともやりきれない気持ちになった。


心が折れた…


夫は夜勤で出勤して1人の夜。
急に孤独感と悲しみに包まれた。
頼りにしていた最愛の兄を亡くし

信じていた身内だと思っていた人に裏切られ
私は母を守る為に必死になってやって来た。
兄の死を悲しんでもいられなかった。
私が頑張って、母を支えないといけないから。

せめて自分が健康体なら
持病が足かせとなり、何とも情けない。


いなくなりたい。
もう逃げ出したい。
突発的に何かしてしまう気持ち
このままじゃ危ない!

 





友達に電話して話したら楽になるかな?
でも、家庭のある友達たちに迷惑になる。


【いのちの電話】


気付いたら、かけていた。
でも話し中でなかなか繋がらない。
コロナ禍で死にたくなる程つらい人がきっと沢山いるんだろうな…
私なんて、まだまだ


と、何回かかけ直して繋がった。


「どうしました?
  何でも話して下さい。」
声の感じから私より若い女性。


ふと、胸に詰まっていた沢山のつらい思いが溢れ出て、話しながら号泣していた。


相手の方は
「そうなんですね。そうされるとお辛いですよね」
と、私が言った言葉を繰り返す。


15分くらい話した時に

「最終的にどうされたいですか?」

と聞かれ、ふと我に返る。


どうしたい?
そうか、この人に話した所でどうするかは自分自身なんだよね。
この人が助けてくれる訳じゃないのだから。


急に冷静になり

「コロナ禍で大変な方が多い中、すみません。ありがとうございました!」と終わりにしていた。
【いのちの電話】さん

ありがとうございますお願い


ねぇ、もう少し楽に生きてみたら?と
兄の声が聞こえた気がする。


その後、友達に
「いのちの電話にかけちゃったよー」と話すと
「かけるなら、こっちが先!」と怒られた(笑)
有り難いね照れ



私よりも大変な介護をされている方は沢山いらっしゃる。
だけど、それぞれ違う生活背景、環境であり、比べるものでは無いと感じた。
そんな中で自分は自分と割り切って
母のことを考えて行こうと思う。




頑張らない。
なるようにしかならないから。
私に与えられた人生の課題を
これからなるべく無理しないで
乗り越えて行こう!

と、今は思う。←甘ちゃんアセアセ





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