兄が旅立ってから5年の月日が流れました。
翌年(2020年)からコロナが感染拡大して生活も大きく変わり(誰もが)

 

その前年に亡くなった兄は大好きな北海道(礼文島)へ行けました。

それは神様から兄への最後のプレゼントだったのかな?と思います。


最近、当時のNHK朝の連続ドラマ【なつぞら】の再放送をしていて、主題歌がスピッツの「優しいあの子」

(スピッツは私の20年以上の推し)


膵臓ガンの闘病中だった兄も大好きな北海道が舞台ということで観ていると話していたのです。


自宅での療養生活に向けて兄が欲しかったのが有機EL60インチの大型テレビ。
でも、なかなか許可して貰えず…

やっと購入し届いたのが兄が亡くなった日の翌日。
楽しみにしていたのに観ることもなく逝ってしまったんだよね悲しい

 

 

 



当時せめて音だけでもと

兄が寝ていた部屋の戸を開けて、朝ドラ「なつぞら」のスピッツの曲を聴いて貰っていたら…
なんと!兄の目頭に涙?がびっくり






この「優しいあの子」の歌詞は兄の気持ちと重なる気がして、未だに聴くと胸がギュッとなるのです。

重い扉を押し開けたら

暗い道が続いてて

めげずに歩いたその先に

知らなかった世界

苦しい闘病生活を終えて
震えるほど死が怖いと言っていた兄が見た世界はどんな景色だったのか


消えかけた火を胸に抱き

たどり着いたコタン

芽吹きを待つ仲間が

麓にも生きていたんだなぁ


旅立つ半月前に強行した北海道(礼文島)旅行。

そこは兄と兄嫁が出会った場所。
最後に兄はその目にたくさんの草花や美しい風景を焼き付けたことでしょう。

 

コタンとは部落、集落の意味。

まさしく礼文島じゃないの?
お世話になった方々との時間も兄にとって貴重だったはず。

本当に感謝しかありません。


怖がりで言いそびれた

ありがとうの一言と

日なたでまた会えるなら

丸い大空の色を

優しいあの子にも教えたい


兄の最後の夢に力を貸してくれた兄嫁さんには心から感謝しています。
ただ、兄はちゃんと自分の気持ちは伝えていたらしいから
優しいあの子は…

妹の私かな?口笛笑
当時は兄嫁さんかと勘違いしていたけど 

●「優しいあの子」
作詞作曲 草野マサムネ


兄が欲しかったテレビに映る

「なつぞら」亡くなってから

2日後の兄宅下矢印




そして再放送している今

普通のテレビの我が家 笑下矢印


❝この番組は2019年4月1日〜9月20日にNHKで放送したものです❞

このテロップを見ても胸がギュッとなります



兄の祥月命日。

4回目までは母と一緒に兄を偲んでいたけれど、昨年末に母は兄と合流しちゃったから
私はこちらで2人をじっくりと偲ぶことにします照れ

 

今日が母の6回目の月命日
明日が兄の5回目の祥月命日

 

大切な人を思う気持ちに

優劣なんか無いんだよー!と

改めて

ある人 に伝えたい

 

2人はいつまでも永遠に

私と血の繋がった家族です照れ

(お父さんもね♡)

 

 











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