実写をアニメ的にする技法「ロトスコープ」を用いた映画「スキャナー・ダークリー」 | MovingPlanet(惑星ブログ)~時をかける物語旅行~

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キアヌリーブス主演の「スキャナー・ダークリー


こないだ紹介した「ルネッサンス 」と似ているが


実写で撮った映像をグラフィックアニメ調の仕上げながらも、


実写の持ち味を崩さないように工夫されているとのこと。


CNETJAPAN によると


夢と現実が交錯したような不安定さは、デジタルロトスコープアニメーションという技法によって実現されている。


これは、実写の人物の動きを、フレーム単位でアニメーションに変換するという実に手間のかかる技法だ


これはヤバイ。かなりミタイ。


ロトスコープの作業風景もたまさんのブログ に動画で紹介されているので必見です!!



原作はブレードランナー等のフィリップKディックの小説。



原作物は映画と原作の楽しむ順番が、毎回迷うところだ。


一長一短あって、原作から読んでると、映画に出てくる細かい部分も


理解できるが、原作との違いが気になってひとつの作品として楽しめなかったりする。


なにより筋知ってしまっているから驚きがないし。


今回は原作読んでないし、どうしようか。。。。。贅沢な悩みだ。


フィリップ・K. ディック, Philip K. Dick, 浅倉 久志
スキャナー・ダークリー

ちなみに監督のリチャード・リンクレイター監督は


2001年に今回の技法の元となる「ウェイキング・ライフ」を作っているので


こっちも要チェックだ。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ウェイキング・ライフ