- 恩田 陸
- 六番目の小夜子
知り合いに聞いて読んだ。
・・・ある高校で3年に一度小夜子に指名された者は
誰にも気付かれずにあることを実行せねばならない
この設定が面白くて読み始めてすぐこの物語に引き込まれた。
途中の学園祭の劇の場面はすごい。
実際に情景が頭で映像化されて
いいようのない迫力と恐さを感じた。
ホラーなのかと思って読んだが
青春ものでもあるしミステリーでもある。
そういうジャンルに区切られない話だ。
面白い本は読んでいるときに
ジャンルを問わず背筋にゾクッと来る。
恩田陸の小説は初めて読んだが
他もよんでみたい。