「家出レスラー」カメオ出演!スターダム木谷オーナーと岡田社長のトーク! | プロレスライター新井宏の「映画とプロレスPARTⅡ」

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(C) 映画『家出レスラー』製作委員会 (C) World Wonder Ring STARDOM

山形大会で木谷オーナーが自腹でムビチケを購入していた

5月9日におこなわれた舞台挨拶にて

 

 “スターダムのアイコン”岩谷麻優の半生を映画化した『家出レスラー』。5月17日の全国公開を前におこなわれた完成披露試写会では一部出演者が登壇し舞台挨拶をおこなった。また、その前には木谷高明オーナーと岡田太郎社長がそろって前説(?)。今回は、映画にカメオ出演も果たしている2人のトークをお届け!

 

木谷「2021年くらいかな、岩谷さんの本を読み終わって、引きこもりからよくここまで頑張ってきたなと思って。ただ本を読んだときにですね、ひとつだけ疑問がありました。なぜ引きこもりになったのか、ちょっとわからなかったんですね。書いてないです、そういうのは。そこは(映画の)冒頭で少しだけ描いてますけど、ホントに辛いことあって引きこもりになって、それでもこうやって立ち直って、世の中のプロレスファンのみならず、世の中のいろんな方に元気を与える立場まで来たと。ホントは自分が辛かったはずなのに、そういう立場になった。これをぜひ映像化したいと思って、いろいろ相談するところから始まりました。今日(本編を)見るの2回目ですけど、やっぱりデカい画面で見ると違うので。とくにプロレスシーンはデカい画面に映えるなと思うんですけども、1回目とまた違うおもしろさを感じました。ぜひともこの映画、世の中の人に元気を与える映画、みなさんの力で広げてほしいなと思います。(岡田社長は)2回くらい登場してたね」

岡田「ハイ、実は私も登場しておりまして、当時はこの映画のプロデューサーとして、監督と『この役どうしよう?』というところで『ぜひ岡田さん出たらいいんじゃない』というところから始まったらセリフもあって」

木谷「ボクも出てるんだよね。出るつもり全然なかったのに、後楽園ホールに見学に行こうかなと思って行ったら、ここに座ってくださいと、いつの間にか映っててですね。でも、セリフも何もないからひたすら頷いているという」

岡田「前もってお願いするといいよって言われると思ったんで、監督と助監督とみんなで席を案内して写しちゃいましょうということでやらせていただきました」

木谷「あそこに集まってくださった(エキストラの)お客さんって、ホントのプロレスファンのお客さんがほとんどなんですよね。それもありがたかったですね」

岡田「ボクはいま社長になって、エキストラで来てたファンの人に声をかけられて『映画を仕切ってた人が社長になったんですね』ってよく言われるようになりました」