『PERFECT DAYS』を観た。


監督はヴィム・ヴェンダース。役所広司主演。


東京でトイレ清掃の仕事をしている平山。彼の幸福な日常生活を描いた。

『エリザベス・タウン』では大失敗もない生活よりはリスクを取る方が良いととらえ、『蜘蛛巣城』では老婆の「思いきりやれ」との言葉に時武は「よーし!俺は思いきりやるぞ!」と答えていた。

この作品はそれらの作品とは真逆の方向性を示した。

平山は大きな成功もしていないし大金も所持していないが、幸せそうだ。まさに理想の生活であり、精神状態だと思う。素晴らしい作品。


今日の音楽


ゆらゆら帝国「彼女のサソリ」