夏の終わり といえば、理由もなくセンチメンタルになるものだ。
数日前の出来事なのに、ノスタルジーに近い想いさえ抱く。
夏の終わり・・・と銘打った曲は数多あるが、そのどれもがひと夏の喪失感を唄っているように思う。YAZAWAも唄っていた。
夏に何を得て何を失うのだろうか。
そりゃ、ヒトナツノケ・イ・ケ・ン、たるものを経て大人になっていく百恵ちゃんもいるだろうが、そんな俗世間的な話題は、渋谷のカラオケ店で初体験を済ませた僕の知る処ではない。あれは師走だったか。
夏の終わりに思う事は、夏を失ったという事だ。
未来永劫、規則正しく毎年訪れるであろう夏のうち、たった2012の夏を失っただけの喪失感が、僕の意欲を削ぐ。
そんな分母の知れない夏に想いを馳せながら、2012の夏に特別な事があったかと言うと、さして何も無いのだが・・・。
今日は例によって実家に帰郷した彼女と例によって喧嘩をした。
しかし、恋愛は図らずとも男と女の相違というかデティールを見せてくれる。本当、図らずともだから困る。
思い通りにならない。これが、恋愛かと再認識。
ひと夏の喪失が増えないようにイジとプライドをゴミに出そう。・・・明日の朝でいいか。
病み上がりなこともあって、今日はボーッと「仁義なき戦い 広島死闘篇」を見ていた。
僕は、オジキこと高梨国松が好きだなあ。
おっぱい吸ってる最中に襲われて弁解する暇なく銃殺されるあたりいいね。損な役回りってあるもの。
ラストカットの原爆ドームを見て、映画とは関係なくセンチな気持ちになった。
・・・原爆投下は夏の終わりじゃないけどね。
