『新宿武蔵野館』 | やまちゃんの映画館ブログ

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ごく普通のサラリーマンが、全国にある単館映画館のご紹介をするブログです。是非ご覧ください。

毎年年賀状の抽選は、切手シートしか当たらない山田です。

(久しぶりの更新ですみません💦)

 

昨年末最後に訪れた映画館は、リニュアルオープンした『新宿武蔵野館』

 

 

こちらの映画館は、現存する東京の映画館では屈指の老舗映画館。

昨年1月末に耐震補強工事の為に一時休館をしており再開したのは11月5日。

ホームページには

「時は来た!」とリニュアルオープンが紹介されておりました。

(このフレーズ、プロレスラーの故橋本真也を思い出します。)

 

 

劇場がどの様に変わっているかも私の中では大きな興味でした。劇場は建物の3Fで以前と変わらず3スクリーンでの営業です。さっそく入ってみましょう。

 

 

まずロビーの色調がずいぶん変わりました。

以前は薄いピンクで床はカーペット、壁・天井はクロスで仕上げていましたが、床は大型タイル、壁は木目を意識したようなクロス仕上げ。天井は吹き抜けでスタジオのような黒の仕上がり。高級感を感じます。

 

受付で一般鑑賞料金1,800円を支払って作品名と希望の座席を告げチケットをもらいます。

この映画館は毎週水曜日が1,000円で鑑賞できる映画ファンサービスデーを設けています。

 

 

こちらは受付に繋がっている売店コーナー。

ショーケースや棚にはさまざまな軽食やお菓子類がきれいに陳列されて、おしゃれな洋菓子屋さんのようです。

右端ではドリンクの販売をしております。

 

 

ロビーの空間にはソファーやベンチ、ディレクターチェアなど様々な椅子が用意されていました。好みに合わせて好きな椅子に座る。こうしたサービス、私好きです。

 

壁には次回作の予告編映像を映す画面が設置されております。

 

 

 

以前からあったガラス張りの喫煙スペースもゴージャスな壁クロスで仕上げております。

 

 

劇場ロビーの一角に作られた異空間のようなブース。

以前にもありましたが、今回は日活・ロマンポルノ45周年を記念してのブース。

ピンク糸の簾が見てはいけないやばい雰囲気を醸し出していいですね。

 

中は撮影禁止のマークがでておりましたので、外観だけの紹介ですが、「毎回よくこんなブース作れるなぁ」と感心してしまいます。

 

 

こちらはトイレに繋がる廊下。上方の壁から間接照明で木目を照らしており高級感を感じさせます。

 

 

この劇場は上映10分前に開場となります。

入替え清掃後、スタッフより会場のアナウンスで場内へ

 

 

今回の映画は、スクリーン3での鑑賞

なだらかなひな壇型の座席は、互い違いに設置されて以前より見やすく設置されております。

 

 

Noのついた座席はおそらくキネット社のシートかと思います。

スクリーン3はブルーのシートでしたが、シアターによって座席の色は異なるようです。

 

この日は年末12月26日19:10の回で『風に濡れた女』を鑑賞。

86席のシアターですが、半数近くのお客さんがおりました。女性1人の鑑賞が以外に多かったのが印象的でした。

 

美しい劇場としてリニュアルオープンした『新宿武蔵野館』は、企画ものを多く上映する映画館です。今後も足を運ぶことが多くなりそうな映画館です。

 

今月末は、『ニュー八王子シネマ』が閉館となってしまうので週末に行ってこようと思ってます。

 

【新宿武蔵野館】

訪問日時:2016年12月26日19:10

鑑賞映画:「風に濡れた女」


住所:東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3階

HP:http://shinjuku.musashino-k.jp/index.php

オープン:1920年5月

基本料金:1,800円(各種割引有)

スクリーン:3

上映形態:ロードショー

音響:SRD

スクリーンサイズ:不明

座席数:スクリーン1 129席 スクリーン2 84席 スクリーン3 86席