和ダンな演劇
いきなりですが、舞台劇ってお好きでしょうか?
ときわ荘はこれまで、能楽仕舞のお稽古などを
すこしブログで取り上げておりましたが、
現代演劇も大好物でございます。
仕事(前職)の関係もあって、一年で40本は見たこともありましたが…
今(現職)は多くても、現代演劇は年に2本といったところです…
おカ…いや時間ですね、そう時間が………ですね……
今でも心に残る傑作は、
ラックシステム(劇団)の「お祝い」です。
なんと和ダンなチラシなんでしょう
内容は一言でいいますと、
“生理用品を開発した男の話”です。
ちなみにチラシの裏面は…
これを会場で裏返して見たときは、さすがに赤面…ナッ!
ビデオ屋で邦画コーナーを見ていたら、
急にアダルト作品 が陳列されていたような、
そんな恥ずかしさ・・・
しかも観客って8割が女性なんです
これはラックシステムでも人気の作品でして、
2000年、2001年、2004年、2009年と度々再演されております。
昨年やってたんです見落としてました…
わたしが観たの(上記のチラシ)は2004年版のものです。
また2009年版がになることを期待して、リンクはらしていただきます。
よかったら皆さまも映像でお楽しみください。
作・演出のわかぎゑふ氏「お祝い」パンフレットより(一部抜粋)
「(前略)『お祝い』では、男と女の持ってる小さな偏見について書きたかった。
誰もが知ってる“生理”。しかし誰もが知らないことにしている“生理”。
そこには絶対に公開しなくては取れない偏見がある。
その小さな偏見も克服できなくて、何が人種差別だ、何が男尊女卑だと思っていた。
まずは自分が気が付かないうちに持ってる偏見からなくすことだ。
そんな思いから生まれた――(後略)」
こうして再演がつづけられているなんて、感激です。
しかも、さらに感激したのは、
2004年の公演に一緒に観に行った後輩が、
ラックシステムに入団しておりました
夢をあきらめない友人たちに