90点

 

AIと人類の戦争を描いたSF映画。

 

今作はAIとの共存を目指すニューアジアと、AIの撲滅を目指すアメリカとの戦争を描いています。アメリカが悪役として描かれているのが面白かったです。

 

今作の見どころは、主人公とAIの少女の関係です。少女を通じてAIに対する考え方が変化する過程が丁寧に描かれていました。しかし、人類を滅ぼす兵器である少女の能力に説得力がありませんでした。

 

戦争がメインで描かれていますが、AIとの共存を目指すニューアジアについてもっと掘り下げてほしかったです。

 

監督が同じギャレス・エドワーズということもあり『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を彷彿とさせるシーンがありましたが、オリジナルのSF映画として楽しめました。

 

面白ポイント

・アメリカが悪役

・主人公と少女の関係

 

残念ポイント

・少女の能力

・ニューアジア