95点

 

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの3作目にして完結編。

 

前作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』同様、笑って泣ける安定の面白さでした。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは、メインキャラクターが宇宙人で、舞台も宇宙なので、他のMCU作品とのクロスオーバーがほとんどありません。そのため、シリーズ内で完結しており、シリーズ独自の面白さにつながっているのだと思います。

 

今作は、今まで描かれてこなかったロケットの物語です。ロケットの過去と、ロケットのために戦う仲間の物語が交互に描かれます。完璧な世界を作ろうとするヴィランによって、今までにない物語になっています。しかし、キャラクターが増えすぎたことによって、一人一人の物語が薄くなっているように感じました。

 

現在のMCU作品は、マルチバースの設定によって何でもありになってきています。今作でも、マルチバースによってガモーラが生き返っています。しかし、今作のガモーラは今までのガモーラとは全くの別人として描いているのが良かったです。

 

面白ポイント

・笑って泣ける

・ロケットの物語

・ガモーラの扱い

 

残念ポイント

・キャラクターが増えすぎ