どうも、福岡のおっさんです(^^ゞ
おっさんは幼少期、祖父母と一緒によくTVで時代劇を観ておったこともあり、
時代劇が好きとですb
だもんで、この映画「碁盤斬り」は、映画館で予告編を目にしてから、絶対映画館で観ようと思っておったとです♂
とある藩で、いわゆる金庫番的な仕事をしていた草薙くん演じる主人公、ばってん、
ある時殿のお気に入りの掛け軸(鶴の絵が描いてあるやつ)が紛失、当然、金庫番である主人公がその責を負うことになり、
彼は浪人の身に落ちることに。不運は続くもので、妻が入水自殺、彼は娘、お絹と共に江戸の貧乏長屋に落ち着くことに、、、。
草薙くんの、物腰の落ち着いた、静の演技。そして、自らが藩を追われることになった掛け軸の紛失とその後の妻の自殺が、
実は同じ藩のある男によるものだと分かった後の、目に憤怒の光が宿る感じとのギャップ、、、よかったばいb
主人公は吉原の女主人に囲碁を教えてたり、今でいう印鑑を作ることで糊口をしのいでおります。
娘のお絹は、手先が器用らしく、着物を仕立てたりして、家計を支えておる感じです。
賭け囲碁で知り合ったやり手の商人との、囲碁の対局を通じて仲を深めていく感じとか、
映画の冒頭がまさにですが、囲碁を打つ“音”とか着物の擦れる音とかで感情が伝わってくる感じ、時代劇観てるなと!笑
先述の通り、濡れ衣と妻の自殺の背後にある男がいることを知った主人公は、
かつて所属していた藩の同僚とともに、仇討ちに旅に出ます。
ある男は自らの罪がバレたことで主人公同様藩を追われ、賭け囲碁をしながら旅をしているようでした。
この男の役を斎藤工さんが演じとるとですが、これがハマってましたb
最後は主人公とこの男との囲碁勝負。
勝利を確信した斎藤さんが口元を緩ませトドメの一手を打とうとしたところで、
実は追い込まれていたのは自分だと気付き手が止まる瞬間とか、
主人公が仕掛けた手というのが最初に紹介される手になってて伏線になってるところとか、囲碁を知らずとも楽しめるようになってましたね。
その後、斎藤さん演じる仇役が仕込み刀で暴れだし、賭場の胴元に刀を渡された草薙くんに腕を斬られ、
「この腕では切腹もできぬ、武士の情けだ、お主に介錯をお願いしたい」と跪き、首を差し出す。
そして、草薙くんが万感の思いで首を撥ねる。
短いとはいえ、よい殺陣と結末でした。
お絹ちゃん周りのエピソードもちゃんとハッピーエンドで、そこもおっさん的に高評価♂
今後も、時代劇を観続けたい、そう思える出来前。お見事でしたb
てことで、おっさん的評価は★★★★☆星4つ!!(正確には3.8ぐらいです)