アーガイル | よかろうもんのエンタメ雑記

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どうも、福岡のおっさんです(^^ゞ

昨日1日は、映画の日!(ファンサービスデイ)ということで、

仕事帰りに観て来ましたばい、映画「アーガイル」

 

映画ファンの間でも注目の一品。理由は監督が、あのマシュー・ヴォーンさんだからb

多くの人は、今作と同じスパイ映画「キングスマン」か、ヒーロー映画の新境地を切り拓いた「キックアス」を思い浮かべるでしょう。

ばってん荒川!!

おっさんにとっては、「X-MEN ファースト・ジェネレーション」b 史実にミュータントの存在を絡めた脚本、キャラクターの深掘り、アクション、全てが最高の調和を魅せた作品でしたばいね。

 

さて、今作アーガイルは、主人公である女性作家が創作した架空のスパイ、エージェント・アーガイルの活躍を描いた小説が鍵となります。

というのも、彼女の創作に過ぎなかった物語が、実は現実のスパイの世界=各組織による諜報戦が繰り広げられる世界を、リアルに描いていたからです。

そしてアーガイルの最新刊では、アーガイルの敵組織の構成メンバーや、敵組織がこれまでに行った隠密作戦の概要を記した“マスターファイル”がアーガイル陣営に奪われ、敵組織がこの情報流出によって滅びるかも、という所で終わります。

 

小説の中の敵組織とほぼ同名の現実のスパイ組織でもマスターファイルが盗まれており、この在処を主人公がまた正確に描くのでは、との考えから、この組織は主人公の拉致に動く。ばってん、別の組織、、、小説でいうところのアーガイル陣営は主人公を守るために動きだす。

こうして、2つのスパイ組織による主人公争奪戦が勃発。果たして主人公の運命は、そして、物語は主人公が何故こんなにも現実を反映したリアルな話を書くことができるのか、に迫っていくとです。

 

冒頭のアクションシーンから好きでしたね。おっさんも好きな歌姫、デュア・リパ嬢のダンスシーンから、バイクでの逃走、そして彼女をミニカーで追うアーガイルとの、ギリシャの街を舞台にしたチェイスシーン。笑っちゃうくらいド派手でした笑

 

小説家である主人公を巡る争い、その始まりを告げる列車での格闘戦、マスターファイルを隠したハッカーの拠点で繰り広げられる銃撃戦、アクションシーンでは主人公を助けてくれるスパイの姿が、主人公の目を通して時折小説世界のアーガイルに変わる演出、BGMの良さも合いまって、盛り上がりましたばいb

 

ラストの色とりどりの発煙弾が炸裂するなかで繰り広げられる、舞踏と銃撃戦。煙が♡型になったり、BGMがラブソングだったりと、この奇怪な演出には、マシュー・ヴォーン節を感じました( ´艸`)

その後の原油の上でスケートも最高に好きでしたよ笑 フロアに原油が広がって、滑って動けないので、ナイフを靴底に無理やりはめ込んでスケートシューズのようにして、まんまフィギュアスケートのように舞いながら敵をなぎ倒していくシーンですばいね、いやぁ笑いましたよ。

 

今作、キングスマン的なスパイ映画を期待すると、多分肩透かしを食らうと思うとです。

過去の作品ですが、ブラピとアンジェリーナジョリー共演でも話題となった、「Mr.&Mrs.スミス」のテイストが近いのかなと思います。

つまり、恋仲だったカップルがそれぞれ別組織に所属するスパイと気づき、争い、それでも最後に愛は本物だと確認し、再び仲を深めるといった、スパイラブストーリー的な

 

あ、でもエンドロール後のオマケ映像にはキングスマン好きには嬉しい演出がアリますばい♪

てことで、映画アーガイルのおっさん的評価は★★★★☆星4つ(正確には3.7ぐらいです)♂

エンドロールで流れる曲も良かった~♪