キングスマン ゴールデン・サークル | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

世界観は健在。超スタイリッシュなスパイアクション再び!!
 
2018年1月5日公開
監督:マシュー・ボーン
出演:コリン・ファース
タロン・エガートン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:世界を股にかけて次々に繰り広げられる、ド迫力のアクションの数々がとても痛快。コミカルとシリアスも巧みに織り込まれ、深く考えずに楽しめる。
否:アクション以外は、前作よりも見劣りしてしまいそう。ストーリーもかなりのご都合主義なほか、引き続きグロシーンもあり。
 
ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 あのスタイリッシュなイギリススパイが帰ってきました。今回は謎の組織に壊滅へと追い込まれ、アメリカンスパイ「ステイツマン」と共闘します。
 
 ある日の夜。イギリスの紳士服店「キングスマン」から出てくる、1人の青年。彼こそが1人前のスパイに成長した、エグジー(タロン・エガートン)その人でした。するとそんな彼に、1人の男が銃を向けてきます。その男は、かつて共にスパイの候補生となり、途中で失格し、片腕を失って脱落していった男・チャーリー(エドワード・ホルクロフト)でした。チャーリーの仲間も車列で近づいてくるのを見たエグジーは、なんとかその場を逃れようと、タクシーに乗せられる瞬間に反撃へと転じ、チャーリーを押し込むとタクシーを発進させ、逃走を図ります。運転手も勿論キングスマンの手の者でしたが、車内でのチャーリーとの壮絶な戦いに巻き込んでしまい、運転手は命を落とし、タクシーもボロボロになってしまいます。それでもなんとかチャーリーの義手を切断し、振り落とすことに成功したエグジー。元教官のマーリン(マーク・ストロング)の的確な指示の下、追手も見事に撃退し、逃げおおせることに成功するのでした。その後、警察の包囲網をかいくぐるため、湖の底にある緊急避難場所へとタクシーを移動させたエグジーは、恋人のスウェーデン王女・ティルデとデートに行くために、やむなく下水路へと飛び込んでいきます。しかしその頃タクシーの内部では、残されたチャーリーの義手が、キングスマンのデータへとハッキングを仕掛けているのでした。
 
 ところ変わって、東南アジアの辺境の地。そこでは麻薬組織「ゴールデン・サークル」のボス・ポピー(ジュリアン・ムーア)が、人知れず「ポピーランド」と呼ぶアジトを築き、不穏な動きを見せていました。実はチャーリーも、今はゴールデン・サークルの構成員となっており、ポピーの右腕として働いているのでした。一方翌日の夜、エグジーはティルデと共に、スウェーデンで彼女の両親と夕食を共にすることに。ティルデの父はここぞとばかりに、政治・経済・芸術と、エグジーに難解な話題を振ってきますが、エグジーは特殊なメガネで自宅にいる同僚・ロキシー(ソフィー・クックソン)に答えを教えてもらい、難なく回答していくのでした。ところがその時、キングスマンの全諜報員の自宅が、ポピーによって次々にミサイルで襲撃されるという事件が発生。それぞれの自宅で遠隔会議中だった諜報員達は、残らず命を落としてしまい、ロキシーも犠牲になってしまいます。運よく難を逃れたエグジーでしたが、自宅へと大急ぎで戻った彼を待っていたのは、瓦礫と化した自宅と、留守番をしていた友人と愛犬・JBの死でした。
 
 途方に暮れるエグジーでしたが、そんな彼の下にやって来たのは、諜報員ではなかったため難を逃れたマーリンでした。2人は「最後の審判の日」の手順に従い、決められていたワインセラーへ。するとその隠し金庫にあったのは、1本のウイスキーボトル。そこに書かれていた文字を見て、エグジーとマーリンはアメリカ・ケンタッキーへと向かいます。そこで2人を待っていたのは、同じように諜報活動を行っているアメリカンスパイ「ステイツマン」の面々でした・・・。
 
 特に前作の説明はしてくれないので、予備知識はあった方がよさそうです。
 
 前作で一人前のスパイとなったエグジーが、突如立ちはだかった強大な敵を前に、今回はアメリカンスパイと手を組んで、真っ向勝負を挑みます。型破りなド迫力のアクションや、登場する個性豊かなスパイ道具の数々は痛快そのもので、何も考えずに楽しめます。
 
 一方ストーリーは荒唐無稽で、かなり都合よく進むので、本格派には向かないかも知れません。前作同様グロシーンなんかも結構あるので、その辺りも好みが分かれそうなところです。
 
 ともあれ、斬新でスタイリッシュな新世代スパイアクションですので、是非チェックしてみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※マーク・ストロング・・・本作ではエグジーと共に生き延びる、キングスマンの教官・マーリン役。最近の映画では「グリーン・ランタン」や「キック・アス」、「ジョン・カーター」等に、いずれもボス役で出演されています。他にも「記憶探偵と鍵のかかった少女」での主人公の記憶探偵役や、「リピーテッド」での医師役が有名なところです。他にも「善き人」や「ゼロ・ダーク・サーティ」、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」等々、数々の重厚な作品で味のある演技をしていらっしゃいます。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>