方向性は違えど、柴咲コウと西島秀俊の死にきった瞳がそれぞれ印象的で素敵。

 

やけにだだっ広い監禁部屋やいちいち寝袋に詰めていく拉致方法など、奇妙で不気味な要素は色々ある。

しかしそれ以上に真実を求めて復讐を突き詰めていった先が全く見えず、延々と終わりのない何かを見せつけられているモヤモヤ感の方が強い。

しかも映画開始時点で既に終わりのない道に踏み込み済みなのが、尚更たちが悪い。