リーアム・ニーソンの重そうなチョップが久々に観れた。

 

最近やたら何かを辞めたがっているベテラン役が多い気がするリーアム・ニーソン。今回も同じような強キャラだけど、アルツハイマーというハンデがあるためか、直近の作品に比べて割とボロボロで苦戦しており、ベテランらしからぬヘマにオロオロする姿は意外と新鮮。

 

映画のトーンは全体的に地味な上、事件に関係ない部外者まで容赦なく死んでいく。この飾り気のない殺伐さは個人的にツボだったマーティン・キャンベルの過去作「ザ・フォーリナー/復讐者」に通じる所があって最高にたまらねぇ。

また格闘より銃撃アクション重視だったのが嬉しいし、ガイ・ピアース率いるFBIチームも各々いい味出してた。