ディズニープラス限定配信作品

 

主役のアンバー・ミッドサンダーは「アイスロード」「マークスマン」と、既にリーアム・ニーソンと2回も共演してますからね。そりゃプレデターとタイマンやれるほど強いわけですわ。

 

全体的に「狩り」に特化したシンプルさが、一人前の狩人として認められるための通過儀礼を中心としたストーリーと、コマンチ族の狩猟採集生活とよく合ってた。

更に舞台となる大自然の広大さも相まって、ちょっとした神話の様な風格さえ感じる。

 

その一方ちゃんとプレデターシリーズらしく、プレデターの醜い顔は勿論、戦い方やスタイルは踏襲されており、クリエイティブな残酷描写やエグイ描写もバッチリ盛り込まれている。

あと何となく今回のプレデターは、シリーズで最も経験が浅い奴っぽい気が。

 

ただあまりにもストイック過ぎて、ユーモア要素が全くなかったのが個人的に凄く残念。

初代「プレデター」で多かった隊員間の軽妙でゲスいやり取りや、「ザ・プレデター」の無駄死にオンパレードが大好きなだけに、これらと比べると今作はよくも悪くも真面目過ぎる印象。