ティモシー・シャラメの半裸姿が拝めるよ、そこそこ長時間。

 

開始早々一目で分かるほどウェス・アンダーソン100%で、最初から最後までウェス・アンダーソンがぎっしり詰まっている。

メインとなる3つの独立したストーリーは内容は勿論画面アスペクト比やスタイルまで異なり、それぞれ違った読後感が味わえる。更にその他連載や編集後記も取り上げている上、カートゥーンや演劇等の要素まで盛り込んだてんこ盛り振りは、まさに雑誌を丸ごとそのまま映像化した感じ。そしてこれらの要素全てがウェス・アンダーソン色に染まっているので恐れ入る。

 

全編目にも耳にも楽しいウェス・アンダーソン祭りだけど、どちらかと言うと短めの各ストーリーよりも映像や音楽等のスタイルの方が印象に残るので、このスタイルに乗れないと結構キツいかも。

 

 

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