「同棲→すれ違い→喧嘩別れ→復縁」の流れが完全にラブコメのそれ。

 

前作でヴェノムとエディの凸凹夫婦漫才がウケた事に味を占めたのか、今回その要素を山ほどブチ込んできやがった。しかも馴れ初めや経緯は前作で説明済みなので、心置きなく最初からイチャイチャし始める手際の良さが気持ちいい。更に周囲からカップルセラピー薦められるし、教会で誓いを立てるし、ついでに合体もしているからやっぱラブコメだよ、コレ。

その上今回の敵役であるカーネイジとクレタス側も「ナチュラル・ボーン・キラーズ」や「俺たちに明日はない」風味のラブラブっぷりを見せつけてきて、もう愛が止まらねぇ。

 

ヴェノムVSカーネイジのバトルも同じシンビオートながら異なるスタイルで戦う様は中々迫力あるし、痛そうな描写もR指定どころかPG指定ですらない映画だけど頑張ってた印象。