とにかくおばあちゃんが強い。料理出来ないし口は悪い、それでもパワフルで魅力的。それだけに後半が辛い。

 

1980年代のアーカンソーで奮闘する韓国系移民家族の話だが、家族一丸となって頑張るというよりは、父・母・子供・おばあちゃんがそれぞれ見ている方向や考えている事が微妙に異なるまま進んでいく感じで、どちらかというと父母や子供たちがギスギスしている印象の方が強い。

それでもバラバラにならないのが家族だし、その空気こそが監督が感じてきたものなんだとも思える。だからいい話ではあるんだけど、妙な生々しさもある。

 

ただちょいちょい入ってくるおしっこネタは好みが分かれるかも。個人的にはドン引きしたけど。

 

 

半券紹介はこちら