ジェームズ・ワンって長回し好きだよな。

 

ワッと驚かせる所もあるけど、不気味さや気味の悪さでジワジワと追い詰めていくタイプの怖さ。少しずつ家の過去が明らかになっていくにつれ悪霊の攻撃がアグレッシブになり、最後は武力行使込みの戦いになっていく所はわかりやすいけどワクワクした。悪霊に抵抗する手段が「愛」という所はベタだけど、変な胡散臭さや説教臭さが一切なく、それでいて説得力がばっちりあって少し泣いた。

 

映画本編はハッピーエンドなのに、エンドクレジットのお陰で不気味な余韻が残るのも個人的に好き。