アレはモザイク必要で、これはモザイクいらないんかい。しかも隠し方が雑だし。

 

終始気味が悪いけど、確かにこれはホラー映画ではない。所々入る強烈な描写は怖がらせるための演出ではなく、あくまで彼らの伝統的な儀式の一環として描かれているため、R-15指定の民俗ドキュメントを見ているような感覚で、結構興味惹かれた。それでもクライマックスに向けてどんどん口あんぐりにはなったけど。

 

それに主人公含めたよそ者はとことん酷い目に合うけど、ダニーの視点で見ると必ずしも悪い事ばかりではなく、冒頭で突然失ってしまったものの代わりになるものを見つけられた上、有害な人間関係も断ち切る事が出来たのでハッピーエンドっちゃハッピーエンド。なのでヘビーな描写連発ながら最後は割とすっきりした気分。まぁクリスチャン視点で見たらドンマイというか自業自得というか。

 

あとパンフレットが内容・造形含めかなり凝った仕上がりなので超おすすめ。

 

 

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