金田一だったり古畑だったり金田一だったりするミステリー映画。

 

会話のテンポが小気味良い上、話の展開が意外とダイナミックに変わってくるので、観ていて色々と振り回される気分になるけど、これがなかなか気持ちがいい。ストーリーもただのミステリー要素だけでなく今どきのアメリカの事情とか考え方が隠し味として効いてて、ミステリー映画としての懐かしさと現代的な要素が両立してるのも面白い。

 

キャプテン・アメリカとは真逆のクソキャラっぷりなクリス・エヴァンスとか、英国紳士かと思いきやアメリカ南部訛りなダニエル・クレイグ等豪華キャストのギャップある演技もいいけど、やっぱりアナ・デ・アルマスが実質主人公かって位インパクトがあった。その分スロンビー家が途中からただのゲスなモブ軍団みたいになって個性がなくなるのが勿体ないような。