予告の軽い感じはそのままで、笑える所はいっぱいある。その上家族の繋がりや過去との決着がしっかり描かれてて真面目な印象も強い。主人公ビリーと敵のシヴァナの共通点と違う所が丁寧に語られて、両方に感情移入しちゃう程。何より終盤のバトルがまさかの胸熱展開で泣き笑いの嵐。

 

壮大過ぎず小さすぎない話のスケールもいい。舞台がフィラデルフィアだからか、しっかり「ロッキー」ネタもねじ込んでる所にサービス精神を感じずにはいられない。

 

ヒーローの誕生談としても、一人の少年の成長談としても成立している、中々熱いファミリー映画兼ヒーロー映画。いいぞ。