※2018年11月18日 日本版正式タイトルに変更
「The Room」という伝説のカルトクソ映画を作ったトミー・ウィソーの物語。
この映画がどれだけクソなのかはYouTubeとかWikipediaを見れば詳しくわかると思う。
とにかくトミー・ウィソーのろくでもないカリスマ性でお腹いっぱい。
初登場シーンで既に只者ではない感満点だし、撮影現場での猪突猛進ワガママっぷりはもう呆れるしかない。
でも映画初披露時のソワソワする姿に、大学時代に自分で撮った映画を初めて上映する時の緊張感を思い出してしまい、
なんやかんやで最終的に大喝采を浴びる所では少し泣いてしまった。
テネシー・ウィリアムズに影響を受けた作品として出したトミー・ウィソーにとって、こういうヒットの仕方は複雑だったかもしれないけど。
ただその後カルト映画として今でも公開され、その舞台裏もこうして映画にされた現状を見ると、
やっぱりトミー・ウィソーは何か持っているんじゃないか? と感じてしまう。
あと何気に出ている俳優陣が超豪華。