弟はよく歌を唐突に口ずさむ。
さっきは、幼少期を過ごした田舎の「会津磐梯山」を口ずさんでいた。
http://www.youtube.com/watch?v=jA-fZ_B6Pk8&feature=related
俺「いやされるわー」
弟「いやされる?」
俺「郷愁をさそう。」
弟「あー。」
俺「あっ!これ海外で演奏しようかな!」
「結構ペルー人とかアイルランド人とかにうけたりしてw」
弟「なんで北欧?」
俺「お前アイルランドは北欧じゃないよ!笑 イギリスの左側あたりだよ!」
弟「あれ、ウェールズ的な?」
俺「そうそう」
弟「ウェールズ的ってのも頭悪いな」
俺「いやいや、ウェールズ的とか言える時点でなかなかだ」
「アイルランド人もね、人情味があるよ」
「でもイギリスとの間にはすごい確執あるから一緒くたにしたらやばいよ」
そう、俺は一時期、アイルランド人夫婦とも同じ家で住んでいた。
当時同じ家にいたのは、
大家の日本人宣教師ヨシコさん(仮名)
二週間もいなかったアイルランド人夫妻、エリックとグレース
20歳の中国人青年マイケル
23歳の韓国人青年ショーン
そして当時24歳の俺
の6人だった。
とりあえず全員同じ教会に行ったことがあるクリスチャンということで住ませてもらっている。
この6人は別々の部屋に住んでいたが夕食時はみんなで集まった。
夫妻は夕食時にいろいろ気さくに話してくれたが、ある時、イギリス人の話題になった。
エリック「イギリス人はひでえよ」
グレース「エリックは親友をイギリス人に殺されたのよ」
「私たちがオーストラリアに来たとき、先にいたイギリス人たちにはひどい扱いをされたわ」
俺(「どこの国もいろいろあるんだなあ」)
マイケル「…今まで英語圏って同じようなもんかと思ってた…」
マイケルお前なぁー、自分の国のことは言うわりに他の国のことは知らないんだから謙虚になろうよ…
一番年下だからみんな大目に見てるけどさぁー
みんなで食卓囲みながら
「キムチなんて食う気しないよ、野菜は新鮮なのがいいに決まってるんだ。わざわざ古くして食う意味がわからないね」
とか言って譲らないし
ある時もこんな感じだった。
ショーン「僕の学校は厳しくて体罰がありました」
俺「うんうん」
マイケル「体罰?そんなのしないね。ありえない。体罰があるのはレベルの低い学校だからだ」
(ショーン、ひどい言われように若干ワナワナするが堪える)
シェアハウス?ホームステイ?した先で初めて会ったアジア人青年たちだったけど、
マイケルの傍若無人気味な俺様ぶりと
それとは対照的なショーンの温和さが印象的だった。
3人で同じ階に住んでキッチンや冷蔵庫使ってたけど、
マイケルは一番スペース取って、しかも夜中にバリバリ料理して一人でテレビ観ながら食ったりしてたけど、
ショーンは全然そういうことしないで俺と仲良く食ったりしてた。
オニュとティパニを足して割ったような優しい笑顔のショーン。いいやつだった。
