俺自身、ジェンダー観(だけでなく他のことも)は広く柔軟に持とうと思っている。
ただ、カオス万歳というわけでなく、カオスな事実をできる限り納得可能な説明で区分してはおきたい。
俺は男か女かといったら、男なんだけど、
あらゆる俺の要素を総合して何割が男で何割が女かといったら、なかなか複雑だ。
俺が本当に自分らしく自由にいられるのは、基本的に一匹狼で勝手にやっていて、時々語り合える相手と帰る場所があればいいんだろうと思う。
ただ、ぽーんと一匹狼するにはリスクが大きすぎる気がしてしまうので、だらだらと宙ぶらりんしている。
人の中で生活する場合、俺は逆に、皆の顔色を見るし、守ってくれそうな相手にはべったりしたいモードになる。
依存的で調和的な、どちらかといえば女的なモード。
もし、集団の中がほのぼの平和で、いつも守ってくれるような人がいるなら、それはそれで不満なく生きてると思う。
ただ、人というのはそんなに完璧なものじゃないから、期待は裏切られもする。
その意味で、人間関係に依存しきっているのは危険だ。
だから結局のところ、俺は自分だけを頼る生き方にシフトしたほうがいい気が今はしている。
これって文化的なものでもあると思う。
この国では、人に依存する生き方と独立している生き方、どちらもそれなりの比率で奨励されている。
そこがめんどうだ。
もっと、他人に干渉しあわないような文化ならドライでもそれぞれがそれぞれらしく生きやすいだろうし、
もっと、人とべったり絆を結んで生きるような文化なら、面倒ではあっても見捨てられる孤独感は薄いだろう。
…いや、実際にその状況にいたら、想像するほど生きやすいわけでもないかもしれないけど。
ただ、どっちつかずの状況にいる場合、自分の方針を決定するのはかなりむずかしい、とは言えると思う。
器用な人であれば、そんなには苦労しないんだろうけど。
