私は小児喘息でした。
5歳位から20歳過ぎまで発作を起こしていました。
激しい運動をしたら、絶対にダメで、マラソン大会は毎回見学しなさいと
ドクターストップが掛かっていました
高校時代、体育の授業中発作を起こして、保健の先生が
掛かりつけの病院に連絡をしたら
『ここまで来てたらその状態やと持たないので、救急車を呼んで下さい』って
言われて救急車に乗った事もある。
でも、母親には「わがまま病」だと言われて育ちました。
父のギャンブル癖で家には借金こそあれ、余裕なんて無かったから
私を病院に行かせるお金なんて無かったんやと思う
私も子供ながらにそれがわかるから、
「今日しんどいな」「ちょっと発作出そう」ってなっても言い出せず、
とりあえずメプチン(吸入薬)を吸ってじっとしていよう、じゃあ治まるからとやってました。
それでも駄目な時な仕方なしに病院に連れて行ってくれるんやけど、
病院で、吸入中、点滴中、
周りに人が居ない時に
「またお金が掛かる。 わがまま病なんやで、わがままな人がなるんやって!!」って
言われてました毎回
そんな両親、ヘビースモーカーやったので、
私が居ようが、吸っていたので、それがあかんのちゃう??とか思ってたけど言えず(笑)
なので、それは暗示となり
16歳からずっとバイトをしていて親にお小遣いとか貰わなかったから、
自分で病院にも行けるんやけど、
行けなかった。
病院に行ってお金を使うことに罪悪感を感じる様になっていて。
結婚して、病院に行くことに何の抵抗も無い旦那さんに
しんどかったら病院に行くのは普通の事やって教えて貰い、
子供も産まれて、
私の健康が第一って思えるようになって、病院にもすっと行けるようになりました