先週はアルツハイマーの母に関する

対応で忙殺されていました


2ヶ月ほど前から

母の妄想が更に酷くなり

妄想の矛先になっている銀行や警察

そして親族を巻き込む事態になって

母事態への対応に加え

関係各所への対応で

ヘトヘトになってしまいました悲しい


さすがに遠距離介護の限界を感じ始めています


妄想の内容は認知症の方にはよくある

物盗られ妄想で

銀行が勝手に母の預金を引き出している

取引関係の書類を銀行が家から盗み出した

などなど


銀行に毎日行ったり電話をかけたりし

警察に被害を訴え

警察が検分に家に来たり


その警察でさえ母は疑って

ブランデーが減っている

警察官が飲んだに違いないあんぐり

もしかしたら偽物かもしれないという


話を聞いていても

何か事実なのか分からなくなってくる


認知症の妄想については

ただ、黙って聞くというのがセオリーだけど

実際に多くの人に迷惑をかけていて

黙って聞いてるだけでいいのだろうか?



最新の妄想は貴重品の入ったバッグを

盗まれた

自分がシャワーを浴びている間に

(銀行の手下)が家に忍び込んだに違いないという


そのバッグの中には貸金庫の鍵

身分証やお財布全てが入っていたらしく

手元に現金が全くなく

通帳も貸金庫の中なので、お金も下ろせない

やむなく親戚が1万円を母に貸してくれた


取り急ぎ、母が飢えることのないよう

ネットスーパーで食品を買って、母に届けた

母はそれを喜んで受け取ってくれた


母は物が無くなったりすると、それにものすごく固執する

だけど、この時には何かのんびりとしていて

私は違和感を感じた


それでも早く母が現金を手にできるようにしなければならないとということで


銀行に国際電話したり

人に相談したり

折しも日本はゴールデンウィーク中

運良く電話が繋がっても

話が進まない


気ばかりせいて、どうにもならない状況


母には出来るだけ早く打てる手を考えて

やってもらうように頼むが

調べもせず、あれがない、これがないといい

挙句は私が母をほっといたせいだと激怒


そして昨日

母に1万円を貸してくれた親族から

母が、貸金庫の鍵があったと数日前言っていたと聞く

貸金庫の鍵さえあれば、通帳も手に入るし、問題は解決する


母は私にはそれを伝えなかった

意図的に私に嘘をついたのだと思う


私の関心を引きたいがための嘘

それに振り回される私

こんなことがいつまで続くんだろう?