アルツハイマー病の母には
以前から被害妄想があります
今は夜中に誰かが扉を激しくノックし
ドアノブを回し、家に入ろうとするという妄想です
週に数回、母はこれを数100km離れた親族の仕業と
信じています
最近、この妄想について訴えてくることが多くなり
いったん始まるとずっと話続けるようになりました
病による妄想だとわかっているので
共感的に聞くようにはしているのですが
ずっと聞いていると辛い。。。。
被害妄想は孤独感から生じるらしく一人暮らしの母にとって
年末年始は孤独を感じることが多かったのか?
2-3日に一度は国際電話をしているのですがそれでは足りないようです
以前は週に数回通っていたヨガもコロナのせいで止めてしまい
地域包括支援センターのサポートを受けるように勧めても母は嫌がります
本当は私が一緒に暮らすべきなのでしょうが
今の私にはまだ無理という気がします
母とずっと一緒だとネガティブ感情が絶えず刺激されることになってしまい
それが精神症状を生んでしまう
正月に立ち寄ってくれた家族によれば
薬もほとんど服用していないようで
それも妄想がひどくなる要因になっているのかもしれません
当面の解決策として
毎晩電話することにしました
孤独感の解消と薬の飲み忘れ防止の一挙解決(の筈)
今日で三日目
今のところは上手くいっています
初日は「こんな状態では、私の方が不眠症になる」といった感じでしたが
・5分で話を切り上げる
・軽い話題と薬を飲んだかだけを話題にする
*時間のかかる話題、シリアスな話題は日中別に電話する
毎日電話がくるということが母を安心させてもいるようです
とりあえず、今の妄想が解消されて、薬の服用が習慣化されるまで
続けてみます