奥田先輩
波切島北中学は4~5区を先頭から20秒差
と善戦します。
6区の走者は奥田先輩この後の
高校駅伝編でも
キーマンになってくるし
このレースでも、かなりのキーマンに
なる選手です。
県予選でやらかしてしまった奥田君は燃えていました。
そしてお世話になった恩師の為にも
彼も他の選手がそうであるように普通の選手でした
その彼も『日本海の疾風(かぜ)』壱岐雄介
と出会うことによって大きく生まれ変わるのです。
そして努力に努力を重ねて
目覚ましい成長を遂げます。
この漫画は『日本海の疾風(かぜ)』壱岐雄介
の走りに熱くなる物語でもありますが、それ以上に周りの普通の
キャラクターが雄介という天才と出会い、その実力に驚いたり
臆したりしながらも自分自身の意志で
あるものは挑み、あるものは触発され、あるものは共に走る事を
選択しながら成長させていき、未来をかえていく物語のように思います。
その根底にあるのが個々の努力と根性です。
努力は必ず報われる(誰かの言葉ですが)とは限りませんが
大きく成長する人は必ず努力をしていますし
根性論は古いという方がいますがスポーツにおける
根性は=メンタルです。
同じような実力ならメンタルが強いものが勝つのがスポーツです。
その努力と根性という面で、この漫画の中で
一番わかりやすいキャラクターがこの奥田君です。
奥田君の激走が始まりました激動の6区後半へ続きます。