昨今、アメリカではIASTMの勢いが増している。
Instrument Assisted Soft Tissue Mobilization の略であり、道具を使って軟部組織をモビライゼーションする治療方法全般を指す。
カイロプラクティックベースではグラストンテクニック、アメリカのスポーツに関わるPTの間ではASTYMなどが代表的だ。
鍼灸の世界では古来より、ヘン石やカッサ療法が行われているが、根本的にはかなり近いものなのではないだろうか。Myersの名著「Anatomy Train」などからも解るように、筋膜の繋がりと経絡は近似しているようで、IASTMが古来東洋医学に伝わるカッサ療法Gua Shaと似ているのは当然なのかも知れない。
軟部組織の治療に道具を使うのは感性が低下してしまいそうなイメージが強いように思うが、実際にグラストンテクニックを用いている先生方は、ステンレスから伝わる感触の方が手よりも癒着部位に対する感度が高いとのこと。
自分自身もチタン製のテイ鍼を好んで使っていたことがあるが、確かに体表をなぞると滑走の悪い軟部組織を感じることができた。
今後日本国内でもIASTMが流行するかも知れない。
グラストンテクニックはすでに日本でも学べるが、ASTYMは来年より日本でセミナーがスタートする。
MoveFree!でも今後IASTMのセミナーを開催する予定。
http://www.athlete-care-pros.com/