皆様、こんにちは!
moveforward数学教室の東です!!!
さて、最近大学の先生方と話題になった話があります。
「先生という職は、本当になくならないのか?」
近年、AIで学習できるツールが学校でも塾でもたくさん活用されています。
このAI学習ツールがとても素晴らしく、学習者の苦手な内容を把握し、
問題を選び提示し苦手を中心に学習をさせますよね。
こんなにも個別最適な学習ができるのであれば、勉強をAIに頼ってもいいのではないか?と思ってしまいます。
しかしです!!!
そのツールは、果たして『数学の力を伸ばすこと』ができるのか?
それは、ほとんど難しいのではないかと、私は考えるのです。
皆様もこんな経験はないでしょうか。
「テスト終わったら、もう何も覚えてない。単語とかもう一瞬で忘れた!!」
などという経験が。
そう。どれだけAIで苦手を潰してくれようしても、この方法というのは、
”問題が解けるようになる”ことが主となっているツールになっているのではないかと、私は考えます。
もちろん、だめなことでは決してありません!
問題が解けるようになる
↓
正解することが増える
↓
テストの点数が上がる
このようにちゃんと結果が出ます。
しかし、私が伸ばしたいのは、『テストの点数ではない』のです。
『数学の力を伸ばしたい』のです。
ここで数学の力とは、
課題・問題に直面したとき、状況を正確に把握し、どう解決するか自身で考え、解決するために自ら行動し、最終的にちゃんと問題を解決する力であると、私はこのように表現します。
つまり、自身の生活・人生をより豊かにするために『数学の力を伸ばしたい』のです!
では、この”主体的”で”論理的”な力をどのようにしたら伸ばすことができるかというと、
それは、
生徒の元々もっている素晴らしい考えをいかに『引き出せる』か、ということです。
普段、生徒は堂々とこの素晴らしい自身の考えを表現することは容易いことではなく、自信なさげであることの方が多いです。
ボソボソと小さい声で言ったり、文章にならない単語をちょこちょこ並べたり、書いたり消したりを繰り返したり、、、と。
それを、指導者がいかに見つけられるか!!認められるか!!
これが、『数学の力を伸ばす』ことに繋がります
これができる指導者がこれから必要になるはずです。
これができないのであれば、AIで十分です。だって、苦手な問題を克服する問題をえらんでくれるのですから。素晴らしいツールじゃないですか。
でも、『テストの点数』が高いことが重要なのではない!
上に書いた『数学の力』が高いことが、
子どもたちが、より豊かに生きられるための大切な力なのです。
そんな『引き出せる』指導者こそが、今必要なのです。
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