こんにちは!
平均点すら取れないけど100点を取ってみたい中学生に数学を教えている東亜紗美です!
今日は、入試の過去問を用いて、実際に統計の問題を解いてみましょうか^^
実は、平成23年に中学校数学に統計の分野が導入されてから、
愛知県の公立高校入試には、A日程にもB日程にも毎年ずっと欠かさず「統計」の問題が出題され続けています!!
ですから、今日は、一緒に入試の問題を解いてみましょう
愛知県公立高校入試の2020年A日程で出題されたこの問題!!
まずは、aにあてはまる平均値を求めてみましょう
平均値=値の合計÷度数の合計
で求められますよね^^
ですから、まずは点数と度数を掛けて、それぞれの階級の合計を求めると、
5点の階級 → 45
4点の階級 → 36
3点の階級 → 30
2点の階級 → 12
1点の階級 → 5
0点の階級 → 0
となりますので、これを全部足すと値の合計が出ます!
45+36+30+12+5+0=128
これを度数の合計40で割ると、平均値が求められますね^^
128÷40=3.2
よって、平均点は3.2点です
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次は、中央値を求めてみましょう
全員で40人なので、
真ん中の人は、25番目の人と26番目の人ですね^^
表の左からでも右からでもどちらからでもいいので、度数を足していって、
25番目と26番目の人が所属している階級を探してみましょう^^
私は、表の左から足していきますね。
9+9=18 ←(2つ目の階級に10番目から18番目の人までが所属しています。)
18+10=28 ←(おっと!!!3つ目の階級に19番目の人から28番目の人までが所属している!)
ということは!3つ目の階級に、25番目と26番目の人がいますね^^
したがって、中央値は3つ目の階級である、3点です
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次は、第1問を正解した人は、何人いるかを求めましょう
問題文を読むと、第1問だけ1点なんですよね。
だから、奇数の点数である、5点・3点・1点を獲得している人が該当者となります^^
よって、
5点 → 9人
3点 → 10人
1点 → 5人 だから
9+10+5=24
答えは、24人です
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最後は、正解した問題数の平均値を求めてみましょう
それぞれの階級が、何問正解しているかわかるかな?
5点 → 1点+2点+2点 だから、3問正解!
4点 → 2点+2点 だから、2問正解!
3点 → 1点+2点 だから、2問正解!
2点 → 2点 だから、1問正解!
1点 → 1点 だから、1問正解!
0点 → 0問正解!
したがって、この正解数と度数をそれぞれ掛けると、
3×9=27
2×9=18
2×10=20
1×6=6
1×5=5
0×1=0
これを足すと、
27+18+20+6+5+0=76
76は値の合計なので、これを度数の合計40で割ると、平均値が求められます^^
76÷40=1.9
よって、正解数の平均値は、1.9問です
ちょっとボリューミーでしたが
1問1問は理解できると思うので、
みなさんのそれぞれのペースで、確認してみてくださいね^^
お疲れさまでした
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