こんにちは^^
この前、生徒に「小数点って『.』って決まってるの?『,』は違うの?」と聞かれました。
確かに、『.』は整数部分と小数部分を区切る点。
『,』は整数を見やすく区切る点。(例えば1,000円とか)
そう答えたものの・・・たしかに不思議だなと思い、ちゃんと調べてくる!明日詳しく伝えるよ!と、その生徒に言いました。
調べてみると、・・・おもしろすぎる恥ずかしながら知らなかった。
イギリス式(小数点『.』。整数区切り点『,』)とフランス式(小数点『,』。整数区切り点『.』)の2種類が、ほぼ世界の半々だったんです!
それぞれ、使われている国が、
イギリス式・・・イギリス,アメリカ,日本etc.
フランス式・・・フランス,スペイン,ロシアetc.
なんだか、世界史で習ったこれまでの時代の流れを感じます。
勉強になりました!ありがとう!
いつも思うけど、生徒の「何で?」が、一番私にとって勉強になる
さて、今日は、数学のテストで平均点くらいしか取れないな~って子に、いい方法があるので、ぜひ試してもらいたいのです。
それは、
本屋さんで新しい問題集買うくらいだったら、
学校で使っている問題集(ワークのこと)を2回やろう!
です
私、とっても思うことがあるのですが、
中学生って、数学に出合ってまだ1年とか2年しか経ってないじゃないですか。
数学が苦手な子がどんどん新しい問題に出合っても、どんどんパニクるだけだと思うんですよ。
そして、学校の問題集って、一般の書店で買えない物がほとんどだって知ってますか?
それくらい、中学生のみなさんにしっかり力を定着させるために研究に研究を重ねて、毎年改良されている素晴らしい問題集なんですよ^^
だから、問題の質もそうですし、問題量も十分
私自身も、これまでに教えてきた子どもたちも実感したことなんですけど、
その1冊を完璧にした方が、しっかり数学の基礎が定着しました
基礎ってめちゃくちゃ大切で、
いわゆる応用問題って、特別な技を使って解くものではなくて、
基礎を2つ以上使うから、応用問題って言うんですよ^^
だから、いろんな問題集に手を付けて、様々な問題を解くことで初めて見る問題をできるだけなくして数学力をつけていくんだ!
って意気込んでも・・・
いろんな問題やりすぎて、訳分からんくなってパニクったら、意味ないと思うんですよね。(膨大な量、記憶できる人にはいい方法かもしれないけど。)
そうなるくらいだったら、1冊の問題集を完璧にする!その方が、一つ一つをしっかり理解できる余裕が生まれるよ^^
基礎をしっかり自分に落とし込めることができれば逆に、初めて見る問題に焦ることはなくなります。
他の教科の勉強もあるから何回もできないと思うので、学校の問題集を2回通りやってみてね
数学ができるようになって、楽しく感じてほしい^^
がんばってね