先日、女友だちと老後や痴呆症について
話していたら、彼女の口から
「この先、人の悪口言えなくなる日が
来るのかしら、イヤだわ!」
って。
その話を別の女友だちにしたら
「そんなの困る!!
性格丸くなって、良くなったらどうしよ!」
て。
大丈夫!年を取ると
その人の欠点ばかり伸びていくから!!


「あんた、私のラインの流出だけはしないでよ!
もう人でなしのことばかり送ってるから
不倫より、恥ずかしいよっ!」

と頼まれることもしばしば。
本当に、クズで、ひどい内容ばかり
やりとりしてるんですよ。

その割に、品性のなさや、性格の悪さが
僕ってあまり顔に出ないなぁ~って自画自賛
(いや、隠しても隠してもにじみ出てる)

「週刊文春はジャーナリズムを語って
人を傷つけてる!文春こそゲスだ!」
とか
SNSで見ると、ソッと閉じるもん。
あぁ、正しいんだろうけど
この人とは仲良くなれないなぁ、
って。
世の中の人って
そんなに悪口言わないのかなぁ。
僕ね、いい年してから出会った
大人になっての友だちや職場の人とも、
言い続けてるし
高校時代の友だちとなんて
30年ラリーし続けてるよ。


逆にね、人間としてヒドい!ってのを
見せてる映画
スティーブ・ジョブズ
彼と一緒にはしないでほしい!
(っていうか、“天才”の彼と
同じ土俵に乗ろうとするのが図々しいか。)

だってさ、ジョブズは「性格が悪い」というより
頑ななんだもん。
意地が悪い」んだもん。

娘の認知もさ、お金のないその母親にもさ
自らヘッド・ハンティングしたCEOや
アップルの共同創業者との関係も
いかようにも、できるじゃん!!
自分のこだわり捨てて、
ウソでもさ、
謝罪でも、謝辞でも、
なんでも言えばいいのにさ!!

性格が悪かったら、いくらでも計算して
利用すれば良かったのに!

あっ、言葉が悪いか。
仲間でいてくれる人たちだったのに!!

「小を捨てて、大に就く」
何度、このことわざを思い出したことか。
まぁ、その「小」を捨てないのが
彼が天才である証
孤高である足枷だったのだろうなぁ。


マーケティング担当のジョアンナはもちろん
(さすがのケイト・ウィンスレット!!)
共同創業者のウォズニアックなんて
「オレに声をかけてくれ!愛してくれ!」って
追いかけてくる恋人にしか見えない!

(BLメガネをかけると世界は歪むのだ)
まぁ、史実とは違うのかもしれないけど
そんな人たちに背中を向けるジョブズに
ええぇーーー、こんなのに
ビジネスマンは憧れるの?!
しかも、娘との和解エピローグに
「不器用な男でスミマセン」だったら
なにやってもいいのかっ!!??

ムキャー!! ヾ(`Д´*)ノ
まぁ、ジョブズの功績だったら
なにやってもいいんだろうけど。

全然似てないのに
マイケル・ファスベンダーが
「ジョブズ」っていう人にしか見えなかった!!

なによりも、マイケルもケイトも
あの、すさまじいセリフ量を
あんな早口でまくしたてるのがスゴい!!!


あっ、僕も人の悪口なら
凄まじいスピードで言い放てるか!!
ラインを打つ手も高速スピードだもん!