ハンピ?

世界を旅している人のブログを
いくつか見たら
「一番良かった場所」
「インドらしくない場所」

何人かが挙げてたのが、
「ハンピ」という町だったのだ。

どこだ、それ?

飛行機も飛んでない、
鉄道も走ってない
スリーパーバス、なんじゃそりゃ?
乗ってる間に、荷物の(カラダの)防犯は?
トイレとか大丈夫?

あぁ、めんどくせぇーーー(;´Д`)ノ!!!

行かない“言い訳”探してたんだけど

面倒くさいことに、立ち向かうのが
僕の唯一のセックス、いやいやいや
セールスポイントじゃないよ。

デリーから国内線でバンガロールへ。
そこから二段ベット形式の
スリーパーパスに乗って7時間

ハンピの町に着いたのは
朝の5時半。
ヴィルパークシャという
町の真ん中の寺院に
揺らめくライト

そして、参道にひしめく人たち





えっ?今日って何かのお祭り?←フツーの日
そして並行して流れる川には
さらに、人!人!人!!
沐浴してるよ!!





ザ・インド!!の光景に臆したのも束の間
住民もそして旅行者も
みーーーんな笑顔のこの町だと
こっちまで自然に笑みがこぼれるっていうか
「楽しもう!」ってポジティブになるんだよ。




そして、とにかく子どもたちが寄って来るの。
修学旅行先なのかなぁ?
同じ制服を着た、品の良い子どもたちが
わぁーーーーと。
誰もお金をせがんでこない!←インドらしくない!



どこに行っても
3年B組、金八先生っ!!!



僕、子ども好きじゃないし
「でも、寄って来ちゃうんだ」って
子どもに愛されアピールするつもりはないけど…
珍しかったのかなぁ?
妖怪ウォッチとかポケモンとか、子供心に
「異形のもの」に惹かれる感じなのかな。


しまいには、芝生に円陣を組んだ
子どもたちに、「あなたの国について
話してください」と教師に頼まれ…




アホか!
僕の貧困な英語ボキャブラリーで
「最近の日本は右傾化が進み…」なんて
語れるかっ!
しまいには全員と握手。
やだ!主演映画のプレミア会場に
登場したハリウッド女優みたい!




トモダチに写真を送ったら
海外協力派遣隊かっ?!と。
そう、黒柳徹子のユニセフ親善大使目指します。
いや、偽善ですね。
本当は海外慰安婦になって
国際交流を深めたいんだけど…。


それにサリーってやっぱり美しいね。
色とりどりに気分が華やぐっていうか






すれ違う人すれ違う人と
「ナマステ!」「ハーーイ!!」


遺跡や寺院を回るのにお願いした
リキシャーのドライバーも最初から
ガイドブックに書かれた通りの金額だし
つい、気が緩んで荷物を置きっぱなしにしても
全然安全(マネしないでください)
レストランとかでも、店員さんが
チャイおごってくれるし
(カッコイイ男の子たち
やっぱり僕のカラダ目当てあったのかなぁ?
そんなことない!!)
なにより、食事が欧米の旅行者向きで
ピザやパスタやパンケーキもあるし
カレーがね、チキンバターや
マンゴとか、辛くなくて食べやすいのだ!!



バイクは怖くて乗れなかったけど
自転車で、水田、ヤシの木の下を
こいでいると





あらやだ!『食べて、祈って、恋をして』の
ジュリア・ロバーツみたいじゃない!!


やっぱり「気分が上がる」と
どこでも、世界の涯でも
女優!女優!!女優!!!