ダシに使いやがって!!

このドラマの感想で
「同性愛者の権利の主張がウザい!」とか
書いている人がいたけど
今となっては「“ゲイ”の設定」も
「個性的」ってのを表現するために
使われただけじゃん!


最後、ホンモノ?かどうか
同性愛者のカップルが出てきて
語ってて、その中に
シレっーーーと顔して
主役のヒロと超治も紛れ込んでたけどさ!
あんたら、全然違うじゃんかよっ!

偽装の夫婦

とうとう最終回。

こんなに最後の2話でキュィーーーンと
株が急落したドラマもないよ!

幸せになってもらいたい!と
久々に思える主人公だったのにさ
ええ、心が狭いですよ。
たかだかドラマにムキになってますよ。
最後は「別れちまえっ、別れちまえっ!」
呪詛の時間ですよ。

いや、僕だって「人間は、それぞれが違う。
同じ人生なんてない、いろんな人を許容し合って
真のダイバーシティ!!多様化社会!」
って
作者のメッセージ(全然違ったり)は
キャッチしましたよ。でもすぐにリリースですよ。
キャッチ&リリース!!

だってさ、結局このふたりって
「自分が幸せじゃない人は
周囲を幸せにはできない」って大義名分のもと

自分らが勝手気ままに生きるために
人を幸せどころか、不幸にしてるだけじゃんかよっ!
「そこで立ち直りが早い、O型だからねっ!」って
「ゲイ」だけじゃなく
「O型」ってことまで、巻き込むないっ!

ヒロを許せないゆうちゃん(子ども)に
「わたしたちは家族同然よ!」の大連呼!
おめえらは、笹川良一かっ!
一日一善!人類みな兄弟かっ!

だったら、僕は、カッコイイ人を
囲んだ“兄弟”になりたいよっ!!

っていうか、ヒロが内田有紀演じる
レズビアンの人と家族になろうとするのが
毎日偽善
じゃんかよ。
もう、そこでNG
まったく受け付けなくなっちゃった!
ヒロ→しおり、超治→ヒロ
ない、ナイ!ナイ!
だって、僕が「女」を好きになるってことでしょ。
ナイ!ナイ!ナイ!恋じゃない!!
NAINAINAI!そこが危NAI!

とか言って、僕も元々ノンケの男性を
好きになった訳だし、彼との関係を言葉にして
うまく説明できない、

ヒロの「毎日答えと問いの連続ですよ。
なーんでこの人といるんだろ?
別れちゃおうかなぁ。
一緒にいるといいことあるしなーーーでもなーー」

の気持ちは痛いほど分かる!

ただ、僕は、カラダの関係がないのはムリ!
家族や、キセキや絆よりも
肉欲に溺れるダメなおかまなんですよ。

ドラマの中に「フツーのゲイ」が登場した
(バーのママとかじゃなく、
必要以上にシナをつくったりとかじゃなく)
期待してて、楽しかったドラマだったけど
結局「ゲイはフツーじゃない!
そんなオレたちがいてもいいじゃないか」って
「特異性」をアピールしただけの
ドラマになっちゃったよ。

「ゲイでもある人」を描いたんじゃなく
「ゲイ」ってことが、
ただの道具に使われただけなのが残念~。


そんな特異な「道具」を持ってない
天ちゃん、八重ちゃん兄妹が

一番魅力的に見えたもの。