突然、映画の雰囲気と
似つかわしくないエンディングソングが。
歌うYUKIって、浅野忠信、村上淳
どちらの元妻だっけ?
(どちらも不正解)
アレ?YOUの元旦那って誰だっけ?

浅野氏、村淳ふたりのオシャレな演技
山田涼介くんの身体能力抜群の
アクションシーン

カッコ良さを封印した生田斗真くん
役者さんは誰も魅力的なのに
ムダにグロいシーンを入れても
サスペンスが全然加速していかない。
なんで、こんなチグハグなのだ?


グラスホッパー

伊坂幸太郎さんの原作は未読なんだけど
人気あるこの作品を、ファンの人たちは
楽しんでいるのかなぁ?
狙った相手をうつ状態にする「自殺屋」の
鯨(浅野サン)と
ナイフの達人蝉(山田くん)が、最後なぜに
『アベンジャーズ』の
アイアンマンvsハルクのような
肉弾戦になったのか不思議~。

あっ、でも、僕が妄想で好きなのは
「自分が殺し屋だったら」設定なので
いろんなタイプの殺し屋さんが
出て来るのは大好物。

しかも山田くん演じる“蝉”と
村淳の相棒ならぬ、ちょっと怪しい関係も
うひひひ。
そうそう、『GONIN』の
たけしと木村一八の時代から
殺し屋同士は、命ギリギリ
身も心も預け合わなきゃ。


まぁ、僕は、『殺し屋』でも
全然違うカタギの男性と
会いたい
んですけどね。


妄想スタート

自分の本当の職業を知られちゃいけない…
でも、彼といる時は、なに?この気持ち?
これが“本当の僕の姿”?
彼のつまらないギャグやどんくさい行動に
初めて笑顔を見せるの。

あっ、堅気の彼の職業は小学校の先生とか
どうだろう?
(って、僕の妄想の世界だけど)
クリスマスのお楽しみ会で使う飾りを
ナイフの代わりに
ハサミを手にして作ってあげるの。
その修練された刃物さばき(?)に
喜んでくれる彼。

いつもは人の命を奪うだけなのに
あぁ、自分の特技で喜んでくれる人がいる…。


でも、でも、僕の手は
血にまみれて、こんなに
汚れてしまってるのっーーー!!!」

そんな人を殺め続けた陰惨な過去も
殺した相手の懇願する最期の叫びも
そして罪の意識も、
すべて包み込んで
洗い流してくれる

そう、お清めセックスが理想なんだよね~!!

はっ!って目覚めて
「あぁ、僕はこの人の腕の中で
初めて熟睡できた…」
って
朝日のなかで、隣に眠る彼の腕をどけて
「これで、最後」と決めた殺しの仕事に向かうの。

そこで、「あぁ、彼の元に帰れる」
いままでの緊張感の弛みから
後ろから、背中にドスンと刺されて
崩れ落ちて行く僕

彼の腕の中で眠った幸せな朝を思い出して
笑顔で、死んでいくんだよね~


血まみれの手の幻から解き放たれて
お清めセックス バンザーーイ!!

ふたりで作ったクリスマスの飾りを手に
勤め先の学校に向かう彼

子どもたちの笑顔
その横をサイレンを鳴らした
パトカーが通り過ぎて行くの。


あぁ、そんな殺し屋稼業をやりたいっ!!

妄想ストーーップ!!!

こんなことばかり妄想している僕の方が
人を殺したことで精神を病んでる
この映画の殺し屋たちより重症なのかなぁ。