実家に帰ったら、母が珍しく
「9時までに、お風呂入らなきゃ!」と。
昔の紅白かよっ!って思ったんだけど
あたしも入浴後、なんだかんだと
横で観ちゃった。『99年の愛』

ラストの「年商200億かよっ!岸恵子」
結局、あんたたちは成功したから…って
意地悪な心がなくもなかったけど
それまでの「さち」を演じた川島海荷ちゃん…。
すんごい演技上手になったんだね。
広島で被爆した姉を連れて、京都に。
そこで大杉漣さん、高畑淳子さん演じる
お医者夫婦に助けられての
おはぎを食べるシーンに
「幼いのに、頑張って生きてきたねぇ」って
もうおばさん目線で、涙。


あたしは、今までの国内旅行で
いちばん衝撃を受けたのは
広島の原爆ドーム、
そして2番目が沖縄のひめゆりの塔の防空壕跡
「明日がくる」と信じていた人たちの
多くの未来が奪われたんだよね…。

ただ日本は一度このくらい壊れないと
世の中は、モラルや強さを失った国民は、国政は
再起しないのでは?とも思ってしまったよ。
立ち上がる力。生きてく力。
橋田壽賀子の遺言、しかと受け止めました。

(ただ、戦争は絶対イヤ!
いま動画流出で、ネットやニュースでも
勇ましいこと息巻いて言ったり書いたりしてる人が
多いけど、自分や家族の未来が失われること
疑いもしないのかなぁ?)

うちの母は親戚や友人がアメリカに渡った人が
多いので、もう涙腺崩壊してました。
そして、最後にぽつりと
「あぁ、あの子(うちの妹)も
強くならざるをえないのよね~」

おかまの兄のあたしでさえ、
その強さに、怖気づいてしまう
カナダに移住した妹のことを気に病んでましたよ。

最初と最終夜しか観なかったけど
いちばん思ったのが
「エキストラ代(そしてその衣装代)
TBS大丈夫なの?!」

そのくらい群衆シーンは迫力あって
ザ・60周年特別ドラマ!!!

うん、戦争とか、差別とか
国境とか、人種とかその前に
日本でも、アメリカでも
「生きて生きて、生き抜いてきた人」が
いたんだ、
そこに歴史はつくられる。
それを熱く指し示してくれたドラマだったよ。

そして松ケン→上條さんの流れは納得。
「見守る愛」、好きな人の幸せだけを願う愛。
いまのあたしには、それが必要なのかも。